Topic：役割、使命、バプテスマ・ヨハネ
Scripture（聖書）
26弟子たちは、ヨハネのところに来てぐちをこぼしました。「先生。ヨルダン川の向こう岸でお会いした、あなたがメシヤだとおっしゃったあの方も、バプテスマを授けておられるそうです。みんなことらには来ないで、どんどんあの方のほうへ行ってしまいます。」
27ヨハネは答えました。「天の神様が一人一人にそれぞれの役割を決めてくださいます。
28私の役目は、だれもがあの方のところへ行けるように道を備えることです。私はキリストではないと、はっきり言ったはずです。あの方のために道を備えるために、私はここにいるのです。
（ヨハネ3:26-28リビングバイブル）
26彼らはヨハネのところに来て言った。「先生。ヨルダンの川向うで先生と一緒にいて、先生が証しされたあの方が、なんと、バプテスマを授けておられます。そして、皆があの方のほうに行っています。」
27ヨハネは答えた。「人は、天から与えられるのでなければ、何も受けることができません。
28『私はキリストではありません。むしろ、その方の前に私は遣わされたのです。』と私が言ったことは、あなたがた自身が証ししてくれます。
（ヨハネ3:26-28 新改訳2017）
Observation（観察）
バプテスマ・ヨハネはイエスの道備えをする先駆者であった。
あくまでもメインキャスト登場の前に場を温める前説のような役割である。
バプテスマ・ヨハネと呼ばれるほど多くの人にバプテスマを授けたヨハネは先駆者であったとしても魅力があり、多くの弟子たちがいた。
その弟子たちが愚痴をこぼし始めた。
それは、人々がイエス様の方に行くことに対する不安、恐れ、嫉妬からであった。
またバプテスマ・ヨハネを信頼して、ついてきた自分たちの選択が間違っていたのではないか？という疑問も湧いてきたのであろう。
そんな弟子たちの愚痴に対するヨハネの答えは・・・
①それぞれに神様から与えられた役割がある。
②自分はキリストではない。
③自分の役割はイエス様の道備えをすること。
Application（適用）
どれだけの人が自分の役割、使命を自覚しているだろうか？
どれだけの人が自分の召し（Calling）を自覚しているだろうか？
自分の役割や使命を知ることは、人生を無駄に過ごすことから守ってくれる。
人生を有意義なものに、有益なものにしてくれる。
その意味でNew Hopeのデザインコースは画期的である。
自分の賜物や情熱を知り、神様に自分がどのようにデザインされているかを知ることが出来るからだ。
自分の役割を知っていることは不要な競争意識からも守ってくれる。
つまり嫉妬や妬みから心が守られる。
そして、他の人の活躍や成功を喜び、祝福することができる。
自分の役割を知っていることで、使命に集中できる。
自分の役割を知っていることで効果的にチームで仕えることができる。
僕の使命は何か？・・・第1にみことばを宣べ伝えることである。
それは18歳の時にエレミヤ1:7を通して教えられた使命である。
主は私に言われた。「まだ若い、と言うな。わたしがあなたを遣わすすべてのところへ行き、わたしがあなたに命じるすべてのことを語れ。彼らの顔を恐れるな。わたしがあなたとともにいて、あなたを救い出すからだ。—主のことば。」
（エレミヤ1:7-8 新改訳2017）
30年、このみことばを自らの使命として握ってきた。
今もこのみことばが僕を奮い立たせる。
今日から８月。
来週からキャンプが続く。全部で８回のメッセージを語る機会が与えられている。
またワールドビジョンジャパンの礼拝でも語る。もちろんNHYの礼拝でも語る。
これは僕の使命、役割だ。
賜物を磨き、情熱を燃やして、全身全霊で語ろう。
そして、やがて再臨される主の道備えをする者とさせて頂こう。
Prayer（祈り）
主よ。
暑い８月がスタートしました。
魂を潤すことのできるみことばをもって８月を始められることを感謝します。
バプテスマ・ヨハネの如く、自らの役割、使命を自覚し、召命に応えて生きることができますように。
そのために与えられている賜物を磨き、与えられている機会を十分に用いることができます。
特にこの８月も多くのCampでみことばを語る機会が与えられています。
この夏に行われる全てのキャンプを通してキッズやユースに福音の種が蒔かれて、多くの信仰の決心が起こされますように。
すべての人が自らの使命、役割を見出して人生を主のために生きることができますように。
デザインコースをはじめ、NHYをそのために用いてください。
８月も主に大いに期待して、イエス様の名前で祈ります。アーメン
