Topic 救い
Scripture
しかし、サマリアを通って行かなければならなかった。
ヨハネの福音書4:4 新改訳2017
Observation
当時、ユダヤ人とサマリヤ人は犬猿の仲であった。
サマリヤ人の領地を通ればガリラヤまでは1番の近道だった。けれど、ユダヤ人は絶対にそれをせず、わざわざ遠回りしてでも別の道を選ぶほど。
もちろん、敵対するサマリヤの土地に入ろうものなら何をされるか分かった物ではない。
イエス様は、そのような危険なところに「行かなければならなかった。」
たまたま通って、井戸で女性に会ったのではない。
イエス様はこの女性に会わなければならなかった。
彼女を救い出さねばならなかった。
だから、危険な道であるサマリヤを通っていかなければならなかった。
Application
命の危険がある道を通らねばならない。
その道を通ってでも出会わなければならない人がイエス様にはいた。井戸で出会った女性は、イエス様にとって危険を冒してでも会わねばならない人だった。
イエス様はいつも人々を救うために、危険な道を通られる。
十字架へ歩かれた道はまさに、いのちの危険が迫る痛々しい道のりであった。しかし、イエス様は僕たち全てのものを救い出すために、その道を通られた。
今回イエス様は、女性に出会うべくして危険なサマリヤの土地を通られた。
1、イエス様はご自分の命よりも僕たちの命を気にされる。
2、僕たちもイエス様のように、それが辛いと分かっていても通らねばならない時がある。
3、イエス様が十字架で命をかけてくれたから、安心して神様の御元へ歩いていける。
Prayer
愛する天のお父さん
イエス様は危険を冒してまで一人の女性を救うために、サマリヤを通られました。そして、危険を冒し、痛み、傷つきながら十字架への道を歩いて下さいました。それゆえに今、信じるなら救われる希望を感謝します。僕たちのことを危険を冒してまで救いたいほどに愛してくださって感謝します。時に、僕も通りたくなくても通らないといけない道があります。それを逃げてばかりいないで、信仰と勇気を持って一歩踏み出せますように。イエス様を見つめ続けます。救い主イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。