Skip to content Skip to footer

「お・も・い・や・り」

Scripture

自分のことばかり考えてはいけません。他の人を思いやり、何がその人にとって最善か、よく考えなさい。

コリント人への手紙Ⅰ 10:24 リビングバイブル訳

Observation

パウロは偶像に溢れたコリントの町を目の当たりにした。
コリントの町に住む人々、特に律法学者たちが律法をかざして人々を裁こうとしていた。その決断がパウロに委ねられた。パウロは前の章で、律法や知識以上に「愛」が大切であると教えてくれた。今日の箇所では、「他の人のことを思いやり、よく考えなさい」と教えられた。
相手を裁いてしまうとき
相手をおとしめてやろうと思っているとき
それは自分のことばかりを考えているからだとパウロは語られた。

Application

自分のことばかり・・・考えちゃうなあ。
つい人を裁いて、ジャッジして自分の中にある大きな梁を見て見ぬふりをしてしまう。忙しかったり、辛いと感じている時ほど自分のことばかりになってしまう。自分がいかに余裕を持てるか、自分がいかに楽できるか、相手を思い遣っているように見せてやはり自分中心なのだといつも気付かされる。
イエス様がもし自分のことばかりしか考えていなかったら、どうなっていたのか。
パウロが自分のことしか考えないでいたらどうなっていたのか。
神様が僕たちのことを思いやり考えてくれていなければどうなっていたのか。
それなのに
僕は自分が一番可愛い。

でも今日、聖書が語りかけてくれた「他の人を思いやり、何がその人にとって最善か考えなさい」

自分がしてあげたいことではなく、相手の最善を願い祈る。相手のベストを願う。一番、相手にとってベストなことはなんだろうか。愛であり、守り、導いてくださる天の父なる神の元へその人がいつも近づけるようにすることじゃないだろうか。
そして僕自身も天の父に近づくこと。
自分都合でいようとすると、相手を変えようとしたりコントロールしたくなってしまう。でもその人が、イエス様に近づけるように、天の父と歩めるように最善を尽くせるものとなっていきたい。
この語りかけに向き合い、実践し、思いやりのある愛と信仰を養えるようになりたい。

Prayer

天のお父さん
自分が良かれと思うことが全て良いとは限らないこと。自分よがりになるとすぐに他人を裁いてしまうこと。どちらも僕の弱さの一つです。どうか、自分のこと以上に相手を思いやり、その人にとっての最善を願うものとなれますように。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン

Leave a comment