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 喜びと平安、イエス様の声を聞く時に

S

そして、二十五ないし三十スタディオンほど漕ぎ出したころ、弟子たちは、イエスが湖の上を歩いて舟に近づいて来られるのを見て恐れた。

しかし、イエスは彼らに言われた。「わたしだ。恐れることはない。」

それで彼らは、イエスを喜んで舟に迎えた。すると、舟はすぐに目的地に着いた。

ヨハネの福音書 6:19,20,21

O

ある日弟子たちは、夕方になったので、湖の向こう岸に戻ろうと漕ぎ出した。あたりはすでに暗くなっていたが、そこにイエス様はまだ来ていなかった。すると湖は強い風によって荒れ始めた。弟子たちはその中を必死に漕いで、なんとか4-5km舟を進める。そこへイエスがやってくる。マルコはマルコの福音書の6章で、弟子たちが舟を必死に漕ぐ姿を見て、イエス様は舟ではなく水の上を歩いて向こう岸へと向かわれることにしたと言っている。また、イエス様は弟子たちのそばを通り過ぎるつもりだったと書き記している。しかし水の上を歩くイエス様を見て弟子たちは恐れた!荒れた天気と、暗闇の中だったせいだろう、彼らにはそれがイエス様だとわからなかったのだ。そんな彼らにイエス様は声をかけられた。「わたしだ。恐ることはない。」弟子たちは湖を歩いてきた人がイエス様だとわかると、喜び、イエス様を舟に迎えた。

A

僕達には暗いところや嵐の中を進む時がある。そのような状況は、僕達の判断を鈍らせることがある。そんな時、イエス様がそばにいるのに、イエス様に気づかないことがある。恐れを抱いてしまうことがある。

そんな時に僕がすべきことは、恐れをもたらす状況を避けることでも、自分でなんとかすることでもない。イエス様の声を聞くことが大切なのだ。そして暗闇や嵐の状況を進む舟にイエス様をお迎えすることだ。イエス様の声を聞き、自分のそばにイエス様がいるとわかる時、僕達のうちには喜びと平安が訪れる。

毎日聖書を読むこと、祈ることを大切にしていこう。暗闇があっても、暗闇に打ち勝つことのできる光、イエス様が僕と共にいてくださることに感謝しよう。

P

愛する天の神様、あなたの御名を賛美します!暗闇に勝利された方であるあなたが共にいてくださる恵みに感謝します。時に暗闇、嵐の中を進むような時があります。そんな時、あなたの声に耳を傾けることができるように助けてください。

どうかこのクリスマスのシーズン、暗闇、嵐を進む全ての人々に、「わたしだ。恐ることはない。」というあなたの声が届きますように。喜びと平安を心に味わうことができますように。愛するイエス様の御名によって祈ります。アーメン

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