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「譲れないもの」

Scripture

7ところで、彼らの監督官は、それぞれにバビロニヤ名をつけました。それで、ダニエルはベルテシャツァル、ハナヌヤはシャデラク、ミシャエルはメシャク、アザルヤはアベデ・ネゴと呼ばれました。
ダニエル書1:7 リビングバイブル訳

Observation

バビロンに攻められたエルサレム。
イスラエルの人々はバビロンに捕囚の民として連れてこられた。
その中でも容姿も良く、賢く、強いものが貴族の中から4人選ばれた。その一人が、ダニエルである。彼らは離れたバビロンの地でどのように生きていくのか?

まず、彼らは名前を変えられた。
バビロニヤ名に変えられたのだ。
そして王と同じ食事を与えらえた。

Application

名前を変えられるということは、彼らのアイデンティティーさえも軽んじられていたということ。
ダニエルという名前がちゃんとあった。
しかし、バビロニヤ名に「ベルテシャツァル」と改名された。
ダニエルは名前が変わっただけでなく、生活も一変した。王の食事を提供されるようになる。住み馴れた土地ではなく全く違う土地での生活である。あらゆるものが変化する中で、決して彼が譲らないものがあった。

8しかしダニエルは、王の支給する食物(ユダヤの法律で食べることが禁止されていた豚肉などが含まれていたと思われる)もぶどう酒も断じて口にしないと決心し、ほかの食事をとることができるよう、監督官に許可を願い出ました。
ダニエル書1:8 リビングバイブル訳

身を汚すまいと断固として王の食事は取らなかった。

ダニエルは状況が変わろうと何が変わろうと決して譲らない神様を信じるものとしてのアイデンティティーがあった。しかも、その生き方を貫いた。貫いたダニエルを神はどうしたのか?

17神はこの四人の若者に、すぐれた学習能力を与えました。それで四人はすぐに、当時の文学や科学を修得したのです。また、神はダニエルに、夢や幻の意味を知る特別の能力を与えました。
ダニエル書1:17 リビングバイブル訳

神は彼らを祝福したのだ。
ダニエルに豊かな賜物を与えられた。

状況は変わっていく。しかし決して譲ってはいけないものがある。僕は神の子、イエスを信じるキリストの弟子。光の子。キリストの香り。決して譲ってはいけないアイデンティティーに生かされていることに感謝し、何があろうと何かをするdoingではなく、何者であるのかbeingを土台にキリストについていきたい。

Prayer
愛する天のお父さん
あなたの恵みと愛に感謝します。あなたの子としてくださったことを感謝します。状況は変わります。自分の心も浮き沈みしやすいです。でも何があろうと決して譲ってはいけない神様からくるアイデンティティーに生き続けることができるように助けてください。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。

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