Topic:信仰、アイデンティティー、優先順位、行動
Scripture(聖書)
7-9ところで、畑を耕すか、羊の番をするかして一日中働いた奴隷が、帰って来るなりどっかと腰をおろし、食事を始めるなどということがあるでしょうか。まず主人の食事のしたくをし、給仕をすませ、それから自分の食事をするのが普通です。しかも、そうしたからといって取り立てて感謝されるわけでもありません。当然のことをしただけです。 10あなたがたがわたしに従って来るのも同じことです。『私たちはただ、するべきことを果たしているにすぎないのです』と言いなさい。」
(ルカ17:7-10 リビングバイブル)
Observation(観察)
「信仰を増し加えてください」という弟子たちに要望に答えるように、イエス様が弟子たちに話されたたとえの1つ。
①何者であるかという自覚
②優先順位を定める
③その優先順位に基づいた行動
Application(適用)
しもべとしての当然の優先順位とそれに基づく行動。
人はこの優先順位を見誤ってしまうのだ。
優先順位を間違えると当然、行動もちぐはぐにずれてしまったものとなる。
その根っこにあるのは「自分は何者であるのか?」ということだ。
アイデンティティーの問題である。
信仰者のアイデンティティーは「神の子」「赦された者」「召された者」・・・様々な表現があるが、今日の箇所で教えられる信仰者のアイデンティティーは「しもべ」であるということ。
このアイデンティティーを見失うと、高ぶり、傲慢になってしまう。
「主のしもべ」であることを忘れないようにしよう。
そのアイデンティティーに基づくと、自ずと優先順位と行動が変わる。
具体的には「仕える」という行動に変わっていく。
自分が「王」、「人生の主」であるかのように自己認識するから歪んでしまうのだ。
何度、歪んで、誤った優先順位と行動をしてしまったことか・・・。
その歪みを「みことば」が矯正してくれる(第二テモテ3:16)。
①「主のしもべ」というアイデンティティー
②ゆえにGod firstという優先順位
③仕えるという行動
Prayer(祈り)
主よ。
ハワイの爽やかな朝の風に吹かれながら、ゆっくりとデボーションできる幸いを感謝します。
イエス様が弟子たちに語られた言葉から改めて、アイデンティティーとそれに基づく優先順位と行動について教えられます。
50年以上生きてきて自分の思考や行動は、かなりパターン化されているかもしれません。
けれども、みことばによって日々、矯正してください。
そして、「主のしもべ」としてのアイデンティティーをもって、今日も神と人に仕え、なすべきことを果たすことができますように。
イエス様の名前で祈ります。アーメン