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「じっと待ってくれる神様」

Scripture

‘のろいのことばを吐き、うそをつき、 聞くに耐えないことばを口にする、 おまえのような人間は、 血を分けた兄弟の悪口さえ平気で言う。 今まではわたしも、じっと黙って見てきた。 おまえは、神は気にかけていないと思っていた。 しかしついに、罰の下る時がきた。 これらのことが、おまえの罪状だ。’

詩篇 50:19-21 リビングバイブル訳

Observation
どうやら詩篇50篇は悪いもの、つまり神様を忘れてしまったものたちに向かって語られている。
彼らはどんな姿なのか?
1、呪いの言葉を吐く
2、嘘をつく
3、聞くに耐えないことばを口にする
4、兄弟の悪口さえ平気で言う
5、神は気にかけていないと思っている

とにかく汚い言葉と人の悪口や嘘偽りばかりなのが、詩篇50篇でいう「神を忘れて」しまった者たち。

Application

神様はこの神を忘れてしまった者たちをどうしたのか?
「じっと黙って見てきた。」
自分のことを忘れて助けも求めないような輩、むしろ悪口と嘘に満ちている者を神はじっと黙って見てこられた。
ずっと待ってくれているのだ。苦難の日にわたしに助け求めよと言われた神様は、ずっとその助けて!の声を待っておられる。

僕は神様に「助けて!」と叫び求めてきただろうか?

何か苦しいことや辛いことがあると、それを自分の力で覆い隠してこなかっただろうか。見て見ぬふりをしてこなかっただろうか。自分はもう大丈夫と嘘をついてこなかっただろうか。やがてそれが抑えきれなくて、口から汚いものが漏れていないだろうか。その通りである。助けがなくても自分で変われる。自分で乗り越えられるとどこかで思っている。それは見方を変えると、天地万物を造られた神様を頼っていない。頼りにしていないと言うこと。
今日の箇所の言葉を借りるなら、「神を忘れている」
でも神様は、そんな僕が「神様!」と助けを求めることをじっと待っている。そして、僕が文句や愚痴にばかりならず変わりたいと願うのをじっと黙って待ってくれている。

その忍耐は想像を絶する。

1、変わるための第一歩は自分は「助け」が必要なことを認めること。
2、第二歩は、どう変わりたいのかを具体的に祈り求めること。
3、第三は、神様は変えてくださる方。そして待ってくれている方であることを信じ感謝する。

Prayer

天のお父さん
僕は、「変わりたい。」そればかりで、どう変わりたいのかもよく分かっていませんでした。でも自分の口から出る汚い言葉があること。そして怒りがあること。無念な思いや傷があることを正直に告白します。そんな自分を神様は放っておかれているから大丈夫と思っていたところもあります。でも変わることを選択し、あなたに助けを求めるのは僕の何より優先すべき責任です。他の人のせいではないのに、ずっと誰かのせいにしてきたことを悔い改めます。
今日、僕を変えてください。
自分の責任を誠実に受け止めて向き合うものへと変えてください。あなたに変えることのできる力があると信じます。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。

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