Topic:信仰(感情、ニュース)
Scripture(聖書)
20真相をよく調べもせず、すぐさまヨセフを捕らえ、王の囚人が入れられる監獄に放り込みました。
21しかし、主は監獄の中でさえヨセフとともにいて、何事にも心にかけてくださったので、ヨセフは看守長にとても気に入られました。
(創世記39:20-21 リビングバイブル)
Observation(観察)
兄弟に妬まれ、エジプトに売り飛ばされたヨセフのその後のストーリー。
兄弟には捨てられたが、神はヨセフを見捨てていなかった。
ポティファルに買い取られたヨセフは、主はが共にいてくださったのでやることなすこと成功していった。
実績を信頼を着実に築き上げていた。
しかし、一難去ってまた一難。
ポティファルの妻がヨセフを誘惑してきた。
ヨセフはその誘惑を見事に退けた。
いくら誘惑してもなびかないヨセフは今度はレイプの濡れ衣を着せらてしまう。
それは、完全なるでっちあげであり、今でいうところの「フェイクニュース」であった。
そして、ポティファルは「真相をよく調べもせず」ヨセフを監獄にぶちこんだのだ。
ポティファルではなくても、誰だって自分の妻が襲われたとなれば黙っていられないだろう。
怒り心頭のポティファルの気持ちはよくわかる。
ただ、問題はこのレイプ騒動は完全にでっちあげであり、ポティファルはこのフェイクニュースに流されてしまったのだ。
ところが、この悲劇のままでヨセフストーリーは終わらない。
「しかし」の言葉が続くのだ。
しかし、主は監獄の中でさえヨセフとともにいて・・・
Application(適用)
何が真実で何がフェイクニュースなのか見分けにくい時代である。
いとも簡単に情報操作がされてしまう。
コロナ騒ぎが起きた頃、「お湯が予防に良いらしい」というニュースが流れた。僕は完全に流されて「お湯」を飲んだ。
というか、元々毎日「白湯」を飲んでいたので、よりポジティブに飲んでいた。しかし、それはデマであった。
ポティファルは重要な人材をフェイクニュースに流されて失ってします。
大いなる損失である。
①真相を調べること。
②怒りの感情に流されない。
③どんな状況になろうとも主が共にいてくださることを信じる。
Prayer(祈り)
主よ。
予報通り風の強い土曜日です。
2020年になっても、相変わらず世界中をコロナの嵐が席巻しているようです。
また、何が真実でフェイクか見分けにくい時代です。
だからこそ、完全なる御言葉を求め、御言葉を信頼します。
なんだか不穏な空気が流れていても、いたずらに流されることなく、感情に流されることもなく、御言葉に立つことができますように。
ヨセフと共にいてくださったインマヌエルの主が今も共にいてくださる。
今日も、明日も、永久まで共にいてくださる。感謝します。
救い主イエスの名前で祈ります。アーメン