Topic:十字架(罪、祈り、赦し)
Scripture(聖書)
32しかし、ファラオはまたも心を硬くし、民を去らせなかった。
(出エジプト8:32 新改訳2017)
33「どくろ」と呼ばれている場所に来ると、そこで彼らはイエスを十字架につけた。また犯罪人たちを、一人は右に、もう一人は左に十字架につけた。
34そのとき、イエスはこう言われた。「父よ、彼らをお赦しください。彼らは、自分が何をしているのかが分かっていないのです。」彼らはイエスの衣を分けるために、くじをひいた。
(ルカ23:33-34 新改訳2017)
Observation(観察)
度々起こる災いを前にして、イスラエルの民をエジプトから去らせることを許可するファラオ。
ところが「喉元過ぎれば熱さ忘れる」でファラオは、災いが収まると、すぐに心変わりして、前言撤回を繰り返す。
このファラオの姿は、まさに自己中心な罪人の姿を描き出している。
ファラオの姿は自分自身を映し出しているのだ。
にもかかわらず、イエスは十字架の上で祈られた。
「父よ、彼らをお赦しください。彼らは、自分が何をしているのかが分かっていないのです。」
十字架上のイエスの7つの言葉の中で、これは第一番目の言葉である。
自分だったら、身に覚えのない無実の罪で十字架につけられ、処刑されようとしている中で、開口一番このような言葉を祈ることが出来るだろうか。
Application(適用)
エジプトのファラオの姿は他でもない自分なのだ。
「困った時の神頼み」で、都合の良い信仰。
そんな愚かな罪人の為に、イエスは祈られたのだ。そんな愚かな罪人の為に、十字架にかかられたのだ。
僕に出来ることは・・・
①この贖いを感謝して、受け取ること。
②十字架の主をほめたたえること。
③十字架の主を伝えていくこと。
そう、これが僕のPCR。
P:Praise
C:Christ
R:Redeemer
Prayer(祈り)
主よ。
罪人であることを認めます。
今なお、罪人です。
そんな者をも、見捨てず、あわれんでくださり感謝します。
私のために十字架の上で祈ってくださり感謝します。
主よ、あなたの十字架を感謝します。
あなたが私の罪を贖ってくださった救い主であることを告白します。
あなたの愛と赦しを今日も受け取ります。
贖い主イエスの名前で祈ります。アーメン