Topic 羊飼い
Scripture
“彼は、自分の羊をみな引き出すと、その先頭に立って行きます。すると羊は、彼の声を知っているので、彼について行きます。”
ヨハネの福音書 10章4節
聖書 新改訳©2003新日本聖書刊行会
Observation
聖書はイエス様を羊飼い。
羊を僕ら人間に例えている。
羊は羊飼いの声を聞き分け、他の声には決してついていかない。むしろ、他の声が聞こえたらこわくて逃げだしてしまう。
それは、羊飼いの声を羊がちゃんとわかっていて聞き分けられるからである。
Application
子供の頃、ボーイスカウトで山登りに行ったことを思い出す。
まだ小学1年生だった僕は、ビーバーと言われるクラス。上にはボーイ、カブと年齢ごとに先輩がいた。
必ず、それぞれのグループにガイドをしてくれる大人のリーダーがいる。そのガイドに従って僕らちびっ子たちは安全に山登りができたし、他にも多くの活動が守られていた。
誰かが先頭に立って案内してくれる。
そばに誰かがついてくれているというのは安心がある。
人生にも同じように声をかけながら案内してくれるガイドが必要だ。イエス様はまさに僕らの羊飼い、いのちをかけて守り導いてくださるガイドである。その声を頼りとする時、もしかしたら目の前が暗闇でも少しずつ、その声を頼りに進むことができるんじゃないだろうか。
今年2020年は思いも寄らない1年だった。
人生は一歩先がどうなるか分からない。
その度に自分でどうにかしよう。自分でどうにかできると思ってしまう自分がいる。だけど実際は、自分の力ではどうしようもないし、数秒先も分からないのが現実だ。羊は目が悪く、近視であると言われている。彼らにとっては不自由な目よりも良い耳が頼りなのだ。その耳でしっかりと主人、羊飼いの声を聞き分ける。それが彼らの人生の欠かせないガイドだからだ。
1、僕らには良い羊飼いがいてくれる(ひとりじゃない)
2、そのお方は、命をかけてまで守り導いてくれる
3、イエス様の声に耳をすます
Prayer
愛する天の神様
今日という新しい朝をありがとうございます。イエス様は命をかけてまで僕のことを愛し、導き、守ってくださる方。それを思うと、ひとりじゃないそう感じます。2020年は思った通りに全てがうまくいったわけじゃないけど、今年同様2021年も先が見えずともあなたが守り導いてくださると信じます。あなたの声を聞き分ける耳を与えて下さい。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン 。