Topic:ことば、メッセージ、パウロ
Scripture(聖書)
24信じる人もいれば、信じない人もいました。
25しかし、さまざまなことを言い合いながら去る彼らの耳には、いつまでもパウロの最後のことばが響いていました。・・・
(使徒28:24-25 リビングバイブル)
Observation(観察)
使徒の働きの最終章。
ルカの福音書から合わせると、かなりボリュームあるルカ渾身の著作の最終章である。
ついにローマに到着したパウロ。
囚われの身であり、常に監視されている状況ではあったけれど、自由に福音を語ることができた。
その結果、信じる人も起こされた。
パウロの伝道、説教をもってしても信じない人もいた。
しかし、いつまでもパウロのことばが響いていたのだ。
なんと印象的な言葉だろうか。
Application(適用)
すぐに伝道の成果を見ることが出来ればもちろん嬉しい。ハレルヤである。
しかし、すぐにその実りを見ることがない場合もある。
パウロをもってしてもそうだったのだ。
だが、大事なことは種を蒔くこと。
蒔き続けること。
パウロが語った言葉はいつまでも響いていた。
つまり、いつかは芽を出し、実る可能性がまだ多いに残されている。
牧師としてメッセージを語るように召されている。
教会内外で語る機会が与えられていることは感謝なことである。
昨年、ミッション系の大学のチャペルで何度もメッセージ機会が与えられて、改めて気づいたことは自分は未信者に向けて語ることが喜びであるということだ。
特に若者に語る時に体温が上がるような感覚がある。
しかし、彼らに向けて語った言葉が響いていなければ、単なる自己満足のメッセージである。
願わくはいつまでも響いていてほしい。
そんなメッセンジャー、説教者となれるよう己を磨き続けることが大事である。
僕もこれまで何百回とメッセージを語ってきた。
いや、それ以上に聞いてきた。
そして、多くは忘れてしまっているのだが、やはり響き続けているメッセージもある。
①主の言葉に聞き続ける。
②主の言葉を語り続ける。
③良いメッセージを聞く。
Prayer(祈り)
主よ。
冷たい北風強めですが、青空広がる心地よい火曜日を感謝します。
エレミヤ1:7を通して、あなたがみことばを語るように召してくださった18歳の秋。
拙いながらも語り続けてきました。
主の不思議な選びとあわれみを感謝します。
準備はいつも苦しいですが、それでも語る時はいつも喜びいっぱいです。
主よ、パウロのようにいつまでも響く言葉を語るメッセンジャー、説教者としてください。
感動し、行動し、伝道する説教者としてください。
御霊によって語る者とならせてください。
イエス様の名前でお祈りします。アーメン