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「もちもの:聖霊」

Scripture ”有るものを無いものとするために、この世の取るに足りない者や見下されている者、すなわち無に等しい者を神は選ばれたのです。" コリント人への手紙 第一 1章28節   Observation 取るに足らない者を主は選ばれた。この法則は、全世界をひっくり返すほどの驚異的なものだと思う。というか、むしろこの世の中の価値観が、「神の恵よる選び」という真理から逆方向に行ってしまったということの方が正しいかもしれないけど。 この御言葉を読むたびに、励まされると同時に、自分が「取って足りる者でありたい」と思っていたことに気付かされる。自分は、本当に愚かで、どうしようもないなあと感じていたから、神の選びによって選ばれ、召されていることへの感謝が湧き上がってくる。しかし、ということは、自分は知らぬ間にまた「取って足りている者、何かを持っていなければならない」というこの世の価値観の中に、自分自身や、周りの人や環境も押し入れ、判断していた問うことだった。 でも、神様は、無に等しい者を選ばれるのだ。 もちろん、素敵な人でいたいけど、それは、この世が求めている「持ち物」ではなく、イエス様が持っていたもので、神様が求めている「持ち物」を持っっているかどうか。その、神様の目線が大切だ。   Application 聖霊を求める。 イエス様が持っていたもの。それは、神の霊だった。それによって生きることを、人として生きる人生を通してイエス様は、わたしたちに教えてくれた。 いつも、聖霊によって歩むことを求めているか???…

「大事なことは…」

Topic:愛、自由、信仰、選択、救い、教会   Scripture(聖書) キリスト・イエスにあって大事なのは、割礼を受ける受けないではなく、愛によって働く信仰なのです。 (ガラテヤ5:6 新改訳2017)     Observation(観察) 割礼を受けたどうか。 そのような宗教的儀式は、もはやパウロにとって大事なことではなかった。 大事なことは「愛」。 そして、愛によって働く「信仰」なのだ。     Application(適用) サウロと名乗っていた頃のかつてのパウロが聞いたら、目を白黒させてぶったまげる言葉、耳を疑う言葉であろう。   割礼は「絶対」だからである。 ユダヤ教の大切な儀式が軽んじられるような発言は決して聞き流すことのできない言葉。 許せない言葉だったであろう。   だから、かつてのサウロは教会を迫害し、クリスチャンを徹底的に抹殺しようとした。   しかし、サウロは変わった。 イエス様に出会って変わったのだ。   愛を知ったのだ。 儀式が人を救うのではなくて、愛が人を救うことを知ったのだ。   ユダヤ教的思考に戻ろうとする人々にパウロは何度も、何度も語り続ける。 大切なことは「愛」なんだと。   さらにパウロは自分が愛されて終わりではないことを諭す。 愛によって救われたのだから、今度は私たちも互いに愛し合おうではないかと勧める。   愛する皆さん。あなたがたは自由を手にしているのです。それは、悪を行うための自由ではなく、互いに愛し合い、仕え合うための自由です。 (ガラテヤ5:13 リビングバイブル)   教会と言えど、罪人の集まり。 ちょっとした隙間にサタンは入り込んで、関係を破壊し、分裂させ、教会を亡き者にしようと攻撃してくるのである。   そのようにかき乱され、分裂した教会を幾つも見てきた。   私たちは決して騙されてはいけない。 敵は兄弟姉妹ではない。敵は人間ではない。 敵はサタンなのだ。   私たちはどこまでも愛することを選んでいくべきなのだ。 しかし、それは自分の力ではできないのである。 どこまでも、主に頼らなければできない。 十字架の主を感謝し、復活の主を見上げ、御霊なる主を歓迎し、再臨の主を待ち望むことによってなされるのだ。     Prayer(祈り) 主よ。 晴れて青空が広がっていますが、北風吹く寒い朝を迎えています。 それでも確実に季節が春に向かっていることを感じます。 季節を、時を収め支配しておられる主の御名を崇め賛美します。 あなたの一方的な愛のゆえに救われたはずなのに、他者をさばきやすい者です。 自分を棚に上げて、愛することより、見下すことをしてしまう者です。 主よ、どうか愛する者とならせてください。 あなたが示してくださった愛に倣い、愛に生きる者とならせてください。 教会を混乱させ、分裂させ、破壊しようとする悪しき働きがあります。 主よ、教会を守ってください。 愛するOhanaの夫婦関係、親子関係、兄弟関係、人間関係が守られますように。 互いに愛し合い、仕え合うことを選ぶことができますように。 愛の主イエス様の名前でお祈りします。アーメン  

「届け!この思い!」

Scripture 今あなたがたのそばにいられたら、そして、こんな言い方をしなくてすんだらと、どんなにか願っています。これほど離れていては、正直言って、なすすべがないといった感じです。 ガラテヤ人への手紙4:20 リビングバイブル訳 Observation パウロが産みの苦しみを持って生まれたガラテヤの教会だった。 律法の行いによっては救われず ただ、キリストを信じる信仰によって救われることを語るパウロ。にも関わらず、自分の子のように愛おしいガラテヤの教会は教えてきたこととは全く違うものを信じ、違うものに生きていた。 そんなガラテヤの教会にパウロは手紙を書いたのだった。 Application パウロにとっては急務であった。 あれほどの苦しみの中を通って生まれた教会が今や、全く違う姿なっていた。パウロはどうしたのか。パウロは「こんなにも距離が離れていたら、なすすべもない」お手上げだ!と嘆いていた。しかし、彼はそこで諦めない男だ。ガラテヤの教会に手紙を書いたのだ。現代は、ZOOM、ビデオ電話、チャット、いくらでも遠い人と繋がれるツールがある。パウロももちろん現代にいたら使っていただろう。 しかし、お手上げ状態にあってやはり、パウロが大事にしたのは何とかして直接、伝えること。Face to Faceで伝えることだった。 コロナ禍に入ってZOOMがだいぶ便利である。 遠く離れていても平日の夜に帰りの時間などを気にせずミーティングができるのが最大の利点である。この3年間、だいぶお世話になっている。ここに来て政府もコロナに対する対応が変わってくることを打ち出した。長かったトンネルにようやく光が見えてきた。にも関わらず、便利なツールに頼りすぎていて、超教派のミーティングやNHジャパンのミーティングなどもZOOMを活用することが増えた。 決して悪いことではない。 だけど、パウロの言っている「何とかして直接伝えたい」その気持ちが痛いほどわかる。 メールやビデオ電話では伝わらないものがある 直接、会うから伝えられる事がある。 なぜなら、 1、メールやLINEは誤解を招きやすい 2、便利なツールは実は、時間を共有していない。ながらになりやすい。 一方で対面だと何がいいか。 1、会うために時間を割いている 限られた自分の時間をそこに使っている。特にそれが現れるのは移動時間である。遠くても会いにきてくれる。遠くてもミーティングに集まってくれる。それはどれほど愛を感じ、貴重な時間だと再確認することか。 2、顔と顔を合わせるので、相手の表情がわかる 3、ながらにならず、その場に集中できる 直接会えないときにもツールがあるのは素晴らしい。しかしパウロも感じているようにそこに葛藤はあるのだ。パウロはそれでも手紙を用いて、ガラテヤの人々に伝えた。難しさを覚えつつもそうは言ってられなかったのだ。相手に大事なことを伝える。そのために僕は何とかして伝える、その大切さをどれほど噛み締めているだろうか。いつでも伝えられる世の中、ツールが増えてしまったことにより、伝えることへの丁寧さや大切さを失っていないだろうか。 どうしても大事なことは、伝えなくては伝わらないのだ。 何よりパウロがこれだけ行っても人はずれてしまう。変わってしまうのだから、何度だって伝える必要がある。神はそのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。ヨハネ3:16には神が大切なひとり子イエスの命を全部ささげてでも伝えたい事があった。メールじゃない。電話じゃない。チャットでもない。SNSでもない。大事なイエスの命をかけて全力で伝えてくれた。 「あなたを愛している」と もっと伝えることへ情熱を持ち、誠実さを養い、丁寧になっていきたい。 Prayer 愛する天のお父さん 僕は伝えることが下手です。そして、いろんなツールがある世界にあって伝えることはいつでもできる。簡単にできる。そんな中途半端な思いになっていました。どうか今、命をかけてまで神は一人も滅びることを願っておらず、愛していることを伝えたイエス様のように変えてください。全力で、大切なことを届けられる器とならせてください。イエス様のお名前によってお祈りします、アーメン。

「過ちを指摘されたとき」

Topic:リーダーシップ、指摘、パウロ、ペテロ、バルナバ   Scripture(聖書) 11ところが、そのペテロがアンテオケに来た時、非常に誤った行動をとったので、私は面と向かって激しく非難しました。  12ペテロは初めのうち、割礼にもユダヤ教のさまざまなしきたりにもとらわれない、外国人のクリスチャンと共に食事をしていました。ところが、あとからヤコブの友人であるユダヤ人が何人かやって来ると、彼らの目を恐れて、外国人と食事をするのをやめてしまいました。そのユダヤ人たちは、形式を重んじるユダヤ主義者で、「救われるためには割礼を受けなければならない」と主張していたのです。  13すると、ほかのユダヤ人クリスチャンも矛盾を感じながら、ペテロのまねをして本心を偽った行動をし、バルナバまでが、その偽りの行動を共にしてしまいました。 (ガラテヤ2:11-13 リビングバイブル)     Observation(観察) 初代教会の最初の牧師ペテロでも失敗してしまったことがある。   ペテロはこれまでのユダヤ教的な考えに縛られず、外国人クリスチャンとも親しく食事をしていた。 なんとも麗しい光景である。 ところが、ペテロが次第に人目を気にして、外国人クリスチャンとの食事を避け始めたのだ。 ペテロはリーダーである。 ペテロがとった行動の影響は、あのバルナバにまで及び、バルナバさえもがペテロの後に続いていってしまったのだ。   そんなリーダー・ペテロに対して面と向かって非難をしたのがパウロであった。 誰もがリーダーであるペテロに対しては物言えない雰囲気があったかもしれないが、パウロはお構いなしで、パウロを注意したのだ。     Application(適用) どんなに優れたリーダーであっても、人間。 間違えることはある。ミスることはある。   しかし、そのミスに気付かないままでいるとしたら、そのリーダーは不幸である。 ペテロはメンツを潰されて恥ずかしかったかもしれないが、それ以上にパウロの勇気ある指摘に感謝したのではないだろうか。   注意してもらえる存在を持っていることはなんと大切なことか。 もし、パウロの注意がなかったら・・・。 また、もしペテロに聞く耳がなかったら・・・。   教会は大打撃を負ったことだろう。 大混乱を招いただろう。   真理に対して妥協しないパウロの姿勢がペテロを守り、教会を守ったのだ。   ①真理を妥協したり曲げたりしない。   ②注意してくれる友を持つ。   ③注意に対して聞く耳を持つ。 ペテロは弟子としてははるかに後輩であるパウロの注意を無視せず、耳を傾けた。     Prayer(祈り) 主よ。 あのペテロでも人目を恐れ、福音の真理から逸脱し、その行動はバルナバさえも巻き込んでしまいました。 しかし、幸いなことにペテロに注意してくれるパウロがいました。 勇気をもって注意してくれる後輩、友、仲間がいました。 主よ、僕も間違えることの多い者です。 気付かずに逸れてしまうこともあります。 主よ、真理を妥協することがないように助けてください。 ズレてしまった時はパウロのように注意してくれるリーダー・友を送ってください。 そして、耳の痛い言葉であっても真摯に聞くことができますように。 イエス様の名前でお祈りします。アーメン