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必ず滅びるものと、決して滅びないもの

トピック: 不安 心配 平安

御言葉
天地は消え去ります。しかし、わたしのことばは決して消え去ることがありません。 ルカ 21:32

観察
ある日人々はイエス様に終わりの日について尋ね質問した。その日はいつ来るのか、その時にはどんなことが起こるのか。イエス様は彼らに、終わりの日が近づいた時に起こる出来事の一部を話された。地震や迫害、戦争や偽預言者、疫病や飢饉…そのような中で人々は、不安を感じることが書かれている。また、この世界に起ころうとしていることを予測して、人々は恐ろしさのあまり気を失ってしまうほどだという。終わりの日は必ず来る。この天と地は消え去る。しかし希望がある。イエス様は言われた。「わたしのことばは決して消え去ることがありません。」

適用
2020年に始まり、今もなお、新型コロナウイルスという脅威に全世界が混乱している。その影響から、経済的なダメージ、精神的なダメージを受けている方々が多くいるだろう。そして多くの人が、将来を考える時、心に不安を抱えている。

また今日本で戦争が起こっていなくても、国と国の間には常に緊張がある。自国中心の考えがあり、互いに牽制しあっている。広島や長崎での悲劇があって数十年、今もなお、世界の国々は恐ろしい核兵器を手放すことができない。

そういった事柄を見てどう思うだろうか?「あー確かにイエス様の言ったことが今まさに起こっている!世の終わりが近づいている…!!」と思うかもしれない。イエス様が言われた終わりの時代に現れる出来事、と今を照らし合わせ、不安、恐れを感じているだろうか?しかしこの世の終わりがすぐであれ、遠い未来であれ、僕たちは忘れてはいけない。いつの日か天地は消え去るが、いつまでもイエス様の言葉は消え去ることがないことを。

聖書には神様の約束、希望、愛があふれている。
いつまでも残るものは信仰と希望と愛だと言われたイエス様の希望の言葉。
イエス様が成し遂げてくださった十字架のあがない。愛とゆるしの福音。
僕たちは恵によって義とされ、天の国にいつか僕たちは帰ることができる。

不確かなこの世の出来事に不安を感じる時、確かな御言葉にこそ、ますます心を開き、その言葉に生かされたい。いつか滅びゆくこの世が不安を与えるならば、それにもまして、永遠に滅びることのないイエス様の言葉による平安を求めていこう。

祈り
恵み深い愛する天の神様、あなたの御名を賛美します!終わりの日はいつ来るのでしょうか?その時にはどんなことが起こるのでしょうか?それを知ろうと、いろんなことに時間を使い、心を使う時があります。けれどあなたは言われました。「わたしのことばは決して消え去ることがありません。」と。その言葉にこそ、僕の希望を置くことを選びます。困難や混乱の時代の中にあって、決して変わらず、決して滅びることのないあなたの言葉と共に生きることができるよう、助けてください。世界中にいるあなたの福音を受け取った人々を用いてくださり、暗闇の中に輝く光を写す者として、あなたの御言葉を述べ伝える器として、用いてください。イエス様のお名前によって祈ります。アーメン

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