Scripture
そこで、パウロは一年六ヶ月の間腰を据えて、彼らの間で神のことばを教え続けた。
使徒の働き18:11 新改訳2017
Observation
パウロはもしかしたら福音を伝えることに疲れ、恐れ、諦めていたのかもしれない。結局、反抗するユダヤ人に対して責任を放棄し、パウロは異邦人伝道に戻る。しかし神は、パウロを捉えて離さなかった。
使徒の働き18:9−10
「恐れないで、語り続けなさい。黙ってはいけない。わたしがあなたとともにいるので、あなたを襲って危害を加える者はいない。この街には、わたしの民がたくさんいるのだから。」
そしてパウロは、諦めていた伝道をもう一度再開する。
それも1年6ヶ月も滞在し続けたのだ。
Application
パウロは諦めていたことを1年以上、1年6ヶ月継続した。
継続は力なりとは言ったもので、ここでパウロが踏ん張った。コリントの町に腰を据えて頑張った先にコリント教会誕生がある。彼自身もどうなるかは分からなかっただろう。しかし諦めずに、腰を据えた先に神の教会が生み出された。
諦めたくなること。
逃げ出したくなること。
恐れること。
そんなのは日常茶飯事である。
僕はそうやって、事情があるにせよ副業を何度変えてきただろう。
使命は変わらない。
「恐れないで語り続けること。神の愛する民がいるその町で仕え続けること。」
だけど、何度も副業の仕事を変えてきた自分の弱さに改めて打ちのめされそうになっている。事情はあるだろう。だけど、そんな自分が心底最低だと思ってしまうのだ。
だけど、今日パウロは腰を据えた。
諦めていたパウロが継続できた理由は何だったのか?
1、神様からの直接的な励まし(みことば)
2、諦めていた中でも救われる魂があった(会堂管理人クリスポとその家族)
そして、17章ではパウロがこう言っている。
「神は私たち一人ひとりから遠く離れてはおられません。」
どうしようもない僕を前にしても神は励まし続け、恵みを見せてくださり、遠く離れておられない。この神を信じて前に進んでいこいう。
Prayer
愛する天のお父さん
あなたの愛と恵みに改めて感謝します。感謝を忘れ、不平不満ばかりになっている僕を変えてください。ごめんなさい。何かを始めるのはもしかしたら簡単かもしれません。それを続けることの難しさを痛感しています。続けられない自分の弱さも痛感しています。だけど、その僕にそれでも励ましの言葉をかけ、恵みは尽きず、あなたが遠くにおられず近くにいる。いやむしろ、僕はあなたの御手の中で生かされていることに感謝します。これからもあなたに信頼することを教えてください。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。