Topic:信仰(従う)
Scripture(聖書)
しかし、ペテロと使徒たちは答えた。「人に従うより、神に従うべきです。
(使徒5:29 新改訳2017)
Observation(観察)
初代教会の宣教が爆発的に進んでいくと、一方でそれを妬む人たちがあらわれてくる。
そこで、大祭司とその仲間たち、すなわちサドカイ派の者たちはみな、ねたみに萌えて立ち上がり、使徒たちに手をかけて捕らえ、彼らを公の留置場に入れた。
(使徒5:17-18 新改訳2017)
あまりにも不当な逮捕拘留である。
しかし、主の奇跡によって使徒たちは留置場から解放される。
そして、即座に宣教の働きを再開させていく。
留置場が、もぬけのからとなっていることを知った、彼らは再び使徒たちを連行し、尋問をする。
その際に、ペテロが言い放った言葉が「人に従うより、神に従うべきです」であった。
Application(適用)
人の声をシャットアウトすることは賢いことではない。
時には耳の痛い言葉であっても、真摯に耳を傾けることは自らの成長を助ける。
何より、人の声を聞かなくては良好な人間関係を築くことはできない。
たとえ同意できないような内容であったとしても、相手をリスペクトする姿勢は大事なことである。
しかし、あまりに人の声を気にしすぎて、おそれてばかりいては、自分を見失ってしまう。
相手も人間である。
完璧な存在ではない。
良かれと思って、言ってくれるアドバイスもあるだろうし、今日の箇所のように単なる「ねたみ」「やっかみ」から来る言葉もある。
それを冷静に見極めることが重要である。
そして、大原則として重要なことはペテロが語った「人に従うより、神に従う」ということである。
人は案外、簡単に無責任な言葉を投げかけてくる。
余計なお世話と言いたくなるような言葉もある。
しかし、神の言葉は絶対安心、最良、最善の言葉である。
①神のことばを聞く
②人のことばにも真摯に耳を傾ける
③しかし、最優先は神のことばである
Prayer(祈り)
主よ。
今週も土曜日まで守られて感謝します。
様々な言葉や情報が飛び交う中にあって、何が正解で、何が最善なのか分からず混乱している世の中です。
しかし、最優先は神の言葉に聞き従うことです。
主よ、日々あなたの声を聞かせてください。
そして、あなたの声に聞き従う者とならせてください。
救い主イエス・キリストの名前でお祈りします。アーメン