Scripture
0叫び声はますます大きくなり、人々はパウロを両方から奪い合おうとします。パウロが引き裂かれるのではないかと心配になった司令官は、兵士たちに、力ずくでパウロを人々から引き離させ、兵営に連れ帰りました。
11その夜、主がパウロのそばに立って、こう言われました。「パウロよ。心配はいらない。あなたは、このエルサレムでと同じように、ローマでもわたしのことを人々に証言するのだ。」
使徒の働き23:10−11 リビングバイブル訳
Observation
パウロが議会に連れてこられ、人々の前でこれまで自分に起きたことを全て話すとますます、その罵声は強くなった。そして、パウロがたたみかけるように発した一言から、その議会は二つの派閥に分かれた。人々は声をますます荒げ、パウロを引き離そうと奪い合いをするまでになった。パウロの身柄はどうなるのか?
そのような激しい分裂と奪い合いの中で、その夜、主はパウロのそばにたって言われた。
「パウロよ。心配はいらない。あなたは、このエルサレムでと同じように、ローマでもわたしのことを人々に証言するのだ。」
Application
パウロの身柄自体がピンチであった時に、神様は語られた。
それは必ず、ローマにたどり着くというメッセージだ。たどり着くローマの地で福音を宣べ伝える使命がパウロにはあると神様は言われた。
大ピンチの時に、神様はこのようなメッセージをパウロに伝えたのだ。
ピンチの最中
また、大きな問題に置かれている時
1、様々な声が飛び交っても神様の語られる声に聞き従えているだろうか?
パウロはその後、ローマの地に辿り着く。
神様にはそれが見えていた。
人にはその時何も見えていなくても神様に見えている。
2、何を見て、歩んでいくのか?
どのような困難な状況にあっても、イエス様の声に聞き従い、イエス様を見つめていこう。必ず、神様の備えてくださっている未来に、その地に辿り着くのだ。今を見ることも大切だが、その状況にばかり捉われず、同時に、神様の示す先を見るようになりたい。
3、必ず辿り着く
それが神様の語りかけ、約束である。
ピンチの時こそ、この約束を握りたい。
キッズチャーチのスモールグループ内で、子供たちにある質問をした。
「コロナウイルスの問題はずっと続きますか?終わらないですか?」
すると、みんな同じように答えた。
「そんなことない。神様はいま、終わらせようと動いているから、必ず終わるよ。ピンチはチャンスだから。」
子供たちの信仰にとっても励まされた。
ピンチの時、何に聞き従い、誰の声を聞くのか。そして、何を見つめて生きていくのかが大切だと教えられる。
Prayer
愛する天のお父さん
あなたが計画されている将来を感謝します。あなたの指し示す地に向かって、聞き従っていきます。今は見えなくてもあなたを見上げます。どうか、私たちを導いて下さい。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。