と申しますのは、私も上官に仕える身ですが、私の下にも部下が大ぜいおります。その一人に私が『行け』と言えば行きますし、『来い』と言えば来ます。また奴隷に『あれをやれ。これをやれ』と命じると、そのとおりにします。私にさえそんな権威があるのですから、先生の権威で、病気に『出て行け』とお命じになれば、必ず治るはずです。」
マタイの福音書 8:9 JCB
Observation
イエス様の権威を心から信じていたローマ軍の隊長。彼は、私に部下を仕切る権威があるなら、それ以上にイエス様の一言で病気すらその通りになるんだ。という信仰を持っていた。触ってくださいとか、来てくださいでもなく、お言葉ひとつで。その前には、「お気持ちひとつで治してくださる」と信じた皮膚病患者もいた。
そのあと、悪霊も、自然の嵐すらおさめられるイエス様の姿が描かれている。
彼らの信仰から、自分の信仰を問われた。
私はイエス様に、「あなたの心、言葉ひとつで十分ですから、そのように命じてください。」と祈れるか。
すごく積極的な信仰だなぁと感じた。信仰は受け身ではない。
問題に対して、受け身なのではなく、信仰によって、その問題をイエス様のもとに持っていくこと。
Application
今、イエス様の権威を信じる信仰が必要な部分はどこだろう。自分自身の弱さや、将来に対する恐れ。
また、目の前に与えられているチャレンジ。いろんなものがある。自分の力では乗り越えられないのも、これまで見に染みるほど体験してきた。
だからこそ、このローマ軍の隊長のように、イエス様の権威を改めて信じることを神様は語ってくれたんだ。
イエスの御名によってと、先週語られたように、イエス様が働かれて、イエス様の奇跡を見ることを、イエス様の御名の権威を信じて、求めよう。
Prayer
神様、あなたの御名を褒め称えます。
あなたにある権威をあがめます。
そして、あなたの御名によって祈る時、与えられることありがとうございます。
あなたの権威が、すべてを治めます。
目の前にいろんな問題がありますが、それもすべてあなたの権威の元に持っていきます。
あなたがそれを良きものとして、あなたの御心のままに用いてください。
また、あなたの権威に私が従うことができるように助けてください。
In Jesus name Amen