Scripture
15また、私に次のような主のことばがありました。
16「人の子よ。わたしはあなたの愛する妻を取り去る。彼女は急死する。しかし、悲しんではならない。決して泣いてはならない。涙を流してはならない。 17ため息はついても、声を立ててはいけない。彼女の墓で、声を上げて泣いてはいけない。頭にターバンを巻き、足に靴をはきなさい。慰めにと、友人が持って来る食べ物を受け取ってはいけない。」
18その朝、私はこのことを人々に語りました。その晩、妻が死にました。翌朝、私は主が語ったとおりにしました。
エゼキエル書24:15ー18 リビングバイブル訳
Observation
とことん神から離れ偶像に耽り、自由に生きる民にほとほと疲れた神の姿があった。
神の怒りは頂点に達し、ついにイスラエルの民の妻や子供の命を奪うのだ。
それが嘘でもなく、神がいかに本気であるかを示すしるしとしてまず、神はエゼキエルの妻を取り去ったのだ。
Application
神様は僕たちに気づかせるため、とことん奪われる。とことんまで追い込まれる。
エゼキエルはそのことを神様が民に伝えるそのために、妻を取り去られた。こんなに酷いことがあるか、こんなに切ないことがあるか、でも神様は本気である。取ると言ったら奪うのだ。僕の心があまりにもずれているなら、本当に神様は大切な人さえもとられる。そのことが明確に記されているのがこのエゼキエルである。神様は優しい。けれど、僕がずれてしまっているなら、気づくまでとことん奪われる本気な神であると気付かされる。
神は「ここに神がいる」ことを気づかせるために、気づくまでとことんなのだと教えられる。
できることなら、とことん神にされる前に、悔い改の実を結ぶものとなっていきたい。そして、今与えられていることに感謝するものとなりたい。まだまだ神の憐れみの中に生かされていることに感謝したい。
Prayer
天のお父さん
あなたは優しいだけでなく、本気な方であることを覚えます。あなたから離れて自分勝手な心があるなら、僕に気づかせてください。悔い改めの実を結ぶことができますように。今日、と言われている日にあなたの前に出ていくものとならせてください。何より妻がいてくれることを感謝します。そして、今日与えられている糧、恵みに感謝します。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。