Topic:信仰(献身)
Scripture(聖書)
マリヤは、非常に高価な、純粋なナルドの香油三百グラムを取って、イエスの足に塗り、彼女の髪の毛でイエスの足をぬぐった。家は香油のかおりでいっぱいになった。
(ヨハネ12:3 新改訳)
Then Mary took about a pint of pure nard, an expensive perfume; she poured it on Jesus’ feet and wiped his feet with her hair. And the house was filled with the fragrance of the perfume.
(John12:3 NIV)
Observation(観察)
マリヤが非常に高価な、ナルドの香油をイエスに注いだ。
それもほんの数適というレベルではない。
300グラムを思い切って、注いだのだ。
それは彼女の全財産とも呼べるものであったに違いない。
彼女の全てと言える。
それを彼女はイエスに全て注いだのだ。
家はその香油の香りでいっぱいになった。
マリヤの信仰の香りで家が満たされた。
マリヤのイエスへの愛との献身の麗しい香りで家中が満たされたのだ。
Application(適用)
我が家の今年のアドベントは毎晩、家族でアドベントクランツに火を灯し、クリスマスストーリーを読み、アドベントカレンダーティーを飲んでいる。
リビングにはキャンドルの香り、紅茶の香り、そして手作りのアドベントリースの香りが立ち込めている。
「家は香油のかおりでいっぱいになった。」
一体、どんな香りだったのだろう?と想像している。
ナルドの香油300グラムを躊躇なくイエスに注ぐマリヤ。
彼女の思いっきりの良さ、ある種の潔さに驚かされる。
当時周りにいた者たちはもっと驚愕したことだろう。
事実、弟子たちは「なんてもったいないことを!」と口にしている。
彼らの目にはそれは「信仰」ではなくて「非常識」と映ったのだ。
「信仰」が「非常識」と映る。
いつの時代もそうかもしれない。
例えば、このコロナ禍の中で人を集めてクリスマス礼拝をする。
「非常識」と捉えるか?「信仰」と捉えるか?
物事には人それぞれの見方があり、解釈がある。
では、それが信仰から来るものなのかどうか、どのように判断したら良いのだろうか?
一つはそれが「良い香り」を放っているかどうかだ。
それは、誰もが分かるほどの圧倒的な麗しい香りなのだ。
「家は香油の香りでいっぱいになった」
クサイ匂いが誰にも分かるように、麗しい香りも誰にも分かる。
目には見えなくてもそれは分かる、感じるものなのだ。
クサイ匂いがするところには1分1秒でもいたくない。
息を止めて、出来るだけ早くその場を立ち去りたい。
しかし、良い香りがするところであれば、心は晴れやかになり、空気を思いっきり吸い込むことが楽しく感じられる。そこにいるだけで心地よいものである。
①今日、献身を新たに決意する。
②僕の人生が、家庭が、教会が信仰と愛の香りで充満するように祈る。
③常識を打ち破る信仰。(God first)
Prayer(祈り)
主よ。
マリヤがナルド香油をささげたように、僕の人生をあなたにささげます。
どうか、僕の人生が、家庭が、そして愛するNHYが常に麗しい香りで満たされますように。
常識にとらわれず、神を第一としていく、信仰に生きていく者とならせてください。
救い主イエスの名前で祈ります。アーメン