Scripture
それでピラトは、彼らの要求どおりにすることに決めた。
すなわち、暴動と人殺しのかどで牢に入れられていた男を願いどおりに釈放し、他方イエスを彼らに引き渡して好きなようにさせた。
ルカの福音書23:24−25 新改訳2017
Observation
ピラトの元にイエスが連れてこられた。
イエスを捕え、訴えているものたちはイエスがどれだけの事をしたのか罪状を並べた。しかし、ピラトにはイエスの罪は何一つ見つけられた無かった。彼は無実だったからだ。
今度はヘロデの元へイエスは連れて行かれる。そこでも祭司長、律法学者たちがイエスを責める。ヘロデもまた、イエスを一緒になって侮辱したりした。しかし、彼も何も罪を見つけられなかった。
イエス様は無実だった。
しかし、その後ピラトは人々にイエスを引き渡してしまうのだった。
Application
ピラトはどうしてイエスを引き渡したのか?だって、無実だったのに。
23節「けれども、彼らはイエスを十字架につけるように、しつこく大声で要求し続けた。そして、その声がいよいよ強くなっていった。」
人々が十字架につけろと叫ぶ声が大きくなるとともに、ピラトは何も反論できず、何もできなくなっていた。それで彼は、人々の要求通りにした。なんだか、ピラト何やってんだよと思う一方で自分がその立場だったらどうしていただろうか?群衆の圧に負けていただろうか?それでもイエス様を信じるものとして、徹底してイエス様に信頼することを伝えただろうか?
おそらく僕はピラトと同じだ。
ピラトのように自分は関係ないと思い。
群衆の圧力に恐れただろう。
自分かわいさに引き渡してしまったはずだ。
それほど、僕は愚かである。欠けだらけだ。
けれど、イエス様は十字架上でなんといわれたか。
34節「父よ、彼らをお赦しください。彼らは、自分が何をしているのかが分かっていないのです。」
何をしているのか自分でも分かっていない人々に対して、愚かな僕ら人間に対してイエス様は神様に祈ってくださった。赦しを祈ってくださったのだ。
もし、あのピラトと同じような場面に出くわすなら
イエス様の愛に少しでも応えられるようになりたい。プライドを捨てて、自分の保護や自分の地位のためではなくて、イエス様のために生きられるようになりたい。
Prayer
愛する天のおとうさん
イエス様をありがとうございます。イエス様に従う道は、簡単なことばかりではありません。決断に迫られることがあります。その度に、自分の保身や地位、プライドのため、恐れているからでもなく、イエス様に従う心と情熱を持ってあなたについていきます。イエス様のお名前によってお祈りしますアーメン。