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「谷へまっさかさま」

Scripture
私はこの口で
大いに主を感謝し
多くの人々のただ中で
主を賛美します。
詩篇109:30 新改訳2017

Observation

ダビデの通った道はなんと険しいことか。
祈っている相手にも訴えられる。
善を悪に代えて仕返しされる。
そして今や神は沈黙されているのではないかと思うほどの渦中にいた。
そのダビデはこう言うのだ。

リビングバイブル訳
詩篇109:22−23「私は、まっさかさまに谷へ落ちていくような心境です。人の腕から払いのけられるいなごのようです。」
新改訳2017
詩篇109:22「私は苦しみ、そして貧しく、私の心は私のうちで傷ついています。」

ダビデは傷ついていた。
どん底に落とされる心境だった。

Application

苦しみの中
ダビデは主に祈った。それがこの詩篇である。彼の信仰の告白がここにある。
30節
苦しい中でダビデは、「それでも大に主に感謝します。」「主を賛美します。」と告白した。なぜなら、彼の中にはたとえ何が起ころうとも救ってくださる神がおられると信じていたからだ。
誰にだってまっさかさまに落ちる経験をする。
もうダメだという経験をする。
見捨てられたのではと思ってしまう経験をする。
この時、僕の信仰はどこに目が向いているだろうか?
ダビデはそれでも救い出してくださる神様を見上げて賛美した。今日僕も、神様をあらゆる時に賛美しよう。どうしても難しい時もあるかもしれない。けれど神に目を向けるなら、やがて神の恵みを思い出し、賛美がやってくる。「救ってくださる」と信じたダビデのように、僕も困難な時こそ神は「救ってくださる」と信じて、賛美をささげたい。

Prayer

愛する天のお父さん
うまくいかないこと。納得できないこと。もうダメだと思うことがあります。失敗をします。挫折を経験します。それでも「救ってくださる」と信じてあなたをほめたたえます。どうぞ、救って下さい。この傷を癒して下さい。病にいるものを癒して下さい。落ち込んでいるものを引き上げて下さい。助けを必要としているものを助けて下さい。慰めを必要とするものを慰めて下さい。愛するNHYのオハナのみんなが今日も、今週もあなたの愛と恵みに守られていますように。
癒し主、救い主、イエスキリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

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