Topic：イエス・キリスト、愛、二性一人格
Scripture（聖書）
翌日、彼らがベタニアを出たとき、イエスは空腹を覚えられた。
（マルコ11:12 新改訳2017）
Observation（観察）
「イエスは空腹を覚えられた」・・・何気ない表現である。
人間だったら、誰もが日常的に経験する普通のことである。
しかし、ここで良く考えなければならないことがある。
それは、ここで空腹を覚えられたお方は誰か？・・・イエス様である。
神であるお方が空腹を覚えられたのだ。
教理的には「キリストの二性一人格」と言われるものだが、イエス様が完全な神であり、人でもあるということがここにも表されている。
Application（適用）
空腹など経験する必要のないお方である。
不足や不可能など何一つない全能の神である。
なのに、なぜ空腹を覚えられたのか？
神であるお方が完全に人となってくださったからである。
「イエスは空腹を覚えられた」・・・・この何気ない表現にも神様がいかに人を愛しておられるかを知ることができる。
私たちの大祭司は、私たちの弱さに同情できない方ではありません。罪は犯しませんでしたが、すべての点において、私たちと同じように試みにあわれたのです。
（ヘブル4:15 新改訳2017）
なんとしても人類を罪と死から救い出すために、神のひとり子は人となって生まれてくださった。
私たちの弱さもすべて経験してくださった。
空腹さえも経験してくださった。
①主の愛に感謝する。
②イエス様のように人の弱さを理解し、寄り添う。
③弱さ、苦しみを経験している方々のために祈る。
Prayer（祈り）
主よ。
私を救うために人となって地上に来てくださったことを感謝します。
空腹を覚えられたあなたの姿に主の本気の愛を感じます。
主よ、あなたのように人の弱さを理解し、共感し、寄り添う者、祈る者とならせてください。
イエス様の名前でお祈りします。アーメン
