Skip to content Skip to footer

金も銀も輝かしい経歴もなかったとしても

S

彼れはペテロとヨハネの大胆さを見、また二人が無学な普通の人であるのを知って驚いた。
また、二人がイエスとともにいたのだということも分かってきた。

使徒の働き 4:13

 

O

イエス様とその福音を大胆に宣べ伝えるペテロとヨハネ。彼らは無学で普通のものたちであった。彼らの前には民の指導者たち、長老たち、律法学者たち。良い教育を受け、地位や名誉やお金、多くを持っていた人たちだ。しかし彼らを目の前にしようと、ペテロとヨハネは語るのをやめない。その大胆さは失われない。金や銀などない。学歴もない。けれど彼らと違うことがもう一つある。それはイエスと一緒にいたということだ。それが彼らの心に喜びと使命のために灯された炎を燃やし続けた。

 

A

僕も自分にないもの足りないものを気にして足を止めてしまうことがある。できないことは多いし、輝かしいなんて言われるような経歴があるわけでもない。

でもよく考えてみると、できることが多いとか、学歴とか、お金があるとか、そういうのがある人、それすなわち神様を愛し、神様をみんなに伝えているか?というとそうじゃない。当時の宗教指導者たちなんてまさにそう。むしろそれらが彼らを盲目に、傲慢にしてしまっていた。

失敗を恐れて足を止めるくらいなら、とにかくがむしゃらにやるものいい。そして、それが本物かどうか伝わるには、時間がかかったりするものなのだ。

もしもやってみて、そこからすぐに人から下される評価を行動の基準にしてたら、なんにもできなくなる。特にそれが、今までにない形であればあるほど、人には理解されないものだろう。しかしペテロもヨハネも行動した。そして福音は世界へと広がり始めたのだ。

自分が行動をすることを躊躇する時、その理由はなんだろう?本当に一歩踏みだすタイミングでないから?それとも、自分にないものを気にしているから?人からの評価を恐れているから?そんな時があるならば、神様に祈って心を探ってもらおう。そしてなすべきことをなすことができるように祈り、小さくても一歩踏みだすことを大切にしていこう。最大の敵は、自分自身の心にあるのかもしれない。

 

P

愛する天の神様、あなたの御名を賛美します。主よ、どうか僕もペテロやヨハネのように、勇気と信仰、がむしゃらさをもって、あなたの福音のために行動できますように。金も銀も、輝かしい経歴もないけれど、あなたのことを知っています。あなたに知られています。短い人生、あなたのために心を燃やしていくことができるよう教えてくださり、助けてください。イエス様の御名によって祈ります。アーメン

Leave a comment