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知恵によって心を守る

S
何を守るよりも、自分の心を守れ。 そこに命の源がある。 箴言 4:23

 

O
知恵の書とも言われる箴言、その4章。知恵とそこから思慮深さを得ることについて、その大切さを箴言を通して神様から何度も語られる。そしてもう一つ大切なことを神様は語られる。それは受け取った知恵をしっかりと握りしめることである。受け取った知恵をしっかりと握りしめることがなぜ必要なのか?その一つは、それが心を守ることにつながるからである。

Pastor Wayneは著書「The Divine Mentor あなたを導く神様の個人レッスン」の中で、1606年に芽を出し、80mに達するほどに成長したセコイアの木が倒れてしまった話を書いている。

この木は芽を出してから400年近い間、植えられた地で生きていたが、ある日轟音と共に地面に倒れてしまった。そしてその原因は根が傷ついたためであったという。どうして根が傷ついたのか?それは長年にわたって旅行者がその木の根の上を歩いたためであった。

心は僕達にとっての根、人生を支えるようなものだ。もし僕達が心をしっかりと守らないのならば、たとえその上に建てあげるものがどれほどすばらしく、力強いものであっても、いつの日か文字通り、心はポッキリと折れてしまい、倒されてしまう。だからこそ神様からの御言葉、知恵が必要だ。

 

A
時に僕も自分の心をしっかり守れていない時がある。特に疲れを感じる時がそう(それが肉体的であっても、精神的であっても)。そのような時というのは、状況から恐れや不安を抱きやすくなり、他人の行動や言葉が気になりやすくなる。普通ならなんともないような事柄にも心はダメージを受けやすくなる。

自分の心の守るにはどうしたら良いだろうか?その大きな鍵は知恵である。そしてその知恵を正しい場所から受け取ることが重要だ。心を守る知恵、その源は神様であり、神様からの知恵が僕には必要だ。

神様からの知恵は善悪に加えて、なにが賢くて、何が愚かな選択であるかも教えてくれる。この知恵が僕の心の周りに囲いを作り、守ってくれる。心を守らなければ、自分の心に入ってくるものは僕の心を自由に歩き回り、そしていつかはあの倒れたセコイアの木のようになってしまうだろう。

日々聖書の御言葉を読みながら、神様からの知恵、その恵みを知り、心を守ることを大切にしていこう。

 

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愛する神様、あなたの御名を賛美します。今日は箴言から自分の心を守ることの大切さを教えられました。感謝します。あなたからの知恵によって、心を守りながら、人生を建てあげていくことができるように助けてください。イエス様の御名によって祈ります。アーメン

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