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死なせず守るための指示

S

「あなたがたは、ケハテ人諸氏族の部族をレビ人のうちから絶えさせてはならない。
あなたがたは彼らに次のようにして、彼らが最も聖なるものに近づくときに、死なずに生きているようにせよ。アロンとその子らが入って行き、彼らにそれぞれの奉仕と、運ぶ物を指定しなければならない。
彼らが入って行って、一目でも聖なるものを見て死ぬことのないようにするためである。」

民数記 4:18,19,20 新改訳2017

 

O

イスラエル十二部族のうちの一つ、レビ族。その最初であるレビにはゲルション、ケハテ、メラリという子供達がいた。その中のケハテ、彼から生まれた部族はケハテ人諸氏族。民数記 3:31を読むと、彼らの務めは、契約の箱、供え物の机、燭台、祭壇、それらに用いられる聖なる祭具、幕、およびそれにかかわる仕事をすること(3:31)であった。

 

主はモーセとアロンに、彼らがそれらの奉仕をする時に必要なディレクション、指示を伝えた。「アロンとその子らが入って行き、彼らにそれぞれの奉仕と、運ぶ物を指定しなければならない。」これは神様が意味なくこだわったことではない。一目でも聖なるものを見て、彼らが死ぬことがないようにするためであった。

 

A

「必要」に対しての奉仕が必要な時、そこには主の声を聞き、知恵や配慮を持ちながら、そこに携わる人々を導くリーダーの存在が大切である。なんの指示がなくても、リーダーシップがなくても、必要があるならば、そこに集った人々によって、物事は動き始めたりもする。しかしそこには時に危険が潜む。もちろんNHYにおいて言えば、誰かがなにかの入れ物を開けたら、「聖なるものが入っていて、それを見たために死んでしまった」なんてことはない。しかし神様の想いを聞かずに進める物事は、何かを壊してしまう可能性がある。

神様との関係、友人家族などの人間関係、ミニストリー…etc
そのようにして肉体的な死はなくても、霊的な死へと繋がるようなこともあるのだ。

2025年も始まってあっという間に2ヶ月が経とうとしている。時間は無限ではない。日曜日ひとつ考えても、限られた時間の中で、セットアップをしたり、リハーサルをしたり、人をウェルカムしたり…

その中で神様の声を聞き、その想いを我が想いとすることを願いながら、知恵や調和を持って進めることが大事だ。それは同じ必要が満たされる中でも違いを生み出す。神様との関係やお互いの関係に祝福と喜びがあるだろう。また、かつてイスラエルの民が主の天幕に栄光が満ちたのを見たように、僕たちも建て上げるミニストリーに、主の輝く栄光、主が注ぐいのち、主が溢れさせる喜びがあることを見つけるだろう。

今日学んだことを意識しながら、日曜日はもちろん、僕が携わらせていただく奉仕の一つ一つを心込めてしていきたい。

 

P

愛する天のお父さん、あなたの素晴らしい名を賛美します。主よ、あなたは僕たちを生かし、用い、この地で主の栄光をあらわしてくれます。あなたの体である教会を建てあげる時、時には必要に目がいき、限られた時間の中であせり、あなたの想いに心とめることなく進めてしまうことがあります。ごめんなさい。主よ、どうかみんなで共に心を合わせ、あなたの想いを受け取ることができますように。あなたの想い、あなたからの知恵を受け取りながら仕えていくことができますように。僕たちのすることをあなたが自由に用いてくださり、人々があなたの栄光を見ることができますように。イエス様の御名によって祈ります。アーメン

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