Topic:混乱、みことば、約束、パウロ
Scripture(聖書)
9議会は大混乱に陥りました。ユダヤ人の指導者の中にも、パウロは正しいと論じる人が現れて、彼らは大声で言いました。「この人は別に悪いことなんかしていない。たぶんダマスコへ行く途中で、何かの霊か天使が語りかけたのだろう。」
10叫び声はますます大きくなり、人々はパウロを両方から奪い合おうとします。パウロが引き裂かれるのではないかと心配になった司令官は、兵士たちに、力ずくでパウロを人々から引き離させ、兵営に連れ帰りました。
11その夜、主がパウロのそばに立って、こう言われました。「パウロよ。心配はいらない。あなたは、このエルサレムでと同じように、ローマでもわたしのことを人々に証言するのだ。」
(使徒23:9-11 リビングバイブル)
Observation(観察)
迫害の陰謀渦巻く中で、議会は大混乱。
収拾がつかないカオス状態。
パウロは一体自分はこの先どうなってしまうんだろう?・・・と不安を抱えてもおかしくない。
しかし、その夜、主がパウロの約束の言葉を語った。
11その夜、主がパウロのそばに立って、こう言われました。「パウロよ。心配はいらない。あなたは、このエルサレムでと同じように、ローマでもわたしのことを人々に証言するのだ。」
Application(適用)
状況は異なるが、誰もがカオス状態、混乱状態に置かれることがある。
余程の楽観主義者でない限り、その状況だけを見ていれば不安と恐れに心が支配されるだけだろう。
私たち、信仰者はどんなカオス状態に置かれても、頼るべきものがあるということは幸いなことである。それは、神のことば、みことばである。
パウロが聞いた約束の言葉を私たちも受け取り、聴くべきである。
きちんとした状況把握は必要である。
しかし、八方塞がりでは人はどこに希望を見出すことができようか。
残念ながら、追い詰められて自ら命を断つ人だっているし、
やけになって自暴自棄になってしまう人もいるだろう。
しかし、違う選択肢があるのだ。
それは、もっと希望的な選択肢。
神のことばを待ち望み、神のことばに聞き、神のことばを信頼することである。
僕の人生における重要な選択・・・救いも、献身も、結婚も、教会開拓も、すべて神のことばを信頼したからこその選択であった。
そして、その選択に微塵の後悔もない。
神のことばに信頼して生きて来た結果は、常に恵みである。
常に恵み!
この恵みの主をこれかれも賛美し、証し、宣べ伝えていこう!
Prayer(祈り)
主よ。
暖かい穏やかな朝です。
しかし、人生には穏やかとは真逆の大混乱、カオス状態に置かれることがあります。
そのような状況下でも、主のことばを待ち望み、約束のみことばを握っていくことができますように。
今もなお、大混乱の中に置かれている方々がいます。
主よ、彼らに約束のみことばをもって語りかけ、支えて強めてください。
みことばを信頼して生きる人生は幸いです。
常に恵みが追いかけてきます。
感謝します。
イエス様の名前でお祈りします。アーメン