S
そういうわけで、自分の財産すべてを捨てなければ、
あなたがたはだれも、わたしの弟子になることはできません。
ルカの福音書 14:33
O
ルカの福音書の14章26節から始まったイエス様の教えとそれに伴った譬え話。
この話を通してイエス様は、イエス様の弟子となるための鍵を話している。
その鍵とは、「自分の財産をすべて捨てること」である。
「腹筋バキバキのドラゴンボールの戦士みたいな体になりたい！」と思うことは誰でもできる。
しかしその思いが実際に自身の体の現実となるためには、
諦めなければいけない、手放さないといけない思いや願いが多くあるだろう。
同じように、「イエス様の弟子になりたい！」と思うことは誰でもできる。
けれどその思いが実際に自身の人生の現実となるためには、
諦めなければいけない、手放さないといけない思いや願いが多くあるだろう。
A
健康的な体になりたいと思う時、それはいつもHappyな時ではない。諦めなければいけない瞬間が多くある。
叶うなら、自由気ままになにも気にせずにお菓子だって食べたいし、甘い飲み物だって飲みたい！
運動なんかしなくて良いならそれが楽でいい！けれど心の願い、感情に従って選択をしていくなら、僕の心の願いが現実になることはない。
同じように、イエス様の弟子になりたい、イエス様と同じ心を持ちたい、そう思うのなら、
僕には諦めなくてはいけないこと、手放さなくてはいけないことが多くあるだろう。
それは感情的にはHappyではない時がある。
今日この御言葉を読んで学んだ大切なことは、イエス様の弟子となるプロセスの中にあるのは、いつも喜びだけではない、ということだ。
そのような時、疑う心や、投げ出したくなる、逃げたくなる思いがやってくるかもしれない。
そんな時こそイエス様の弟子として変えられていく道を歩んでいるんだ、ということを忘れないようにしたい。
自分が経験する悲しさ、苦しさ、つらさになんの意味も見出せなければ、諦めてしまう。
けれど、目指している場所があるから、そこにいてくださるイエス様を知っているから、
そのような時に粘り強さ、そのような時にもかかわらず、神様が与えてくれる喜びがある。
自分の心の状態、感情を人生のインディケーター、指針にしないように気をつけよう。
イエス様の弟子、すなわちイエス様に似たものと変えられていく姿を想像し、またそのプロセス、小さな変化を神様と一緒に喜んでいこう。
P
愛する天のお父さん、あなたの御名を賛美します！イエス様の弟子であるということは、時に簡単なことだけではありません。
その歩みの中にはとても難しいこともあります。多くのことを諦め、手放さなければいけないこともあります。
けれどあなたの弟子として、あなたのように変えられていくその歩みは、なんと価値ある道でしょうか？
主よどうかあなたを見つめながら、あなたに少しでも似たものへと変えられるこの道を続けて歩んでいけるように助けてください。
粘り強さと、喜びを与えてください。十字架に向かうあなたがそうであったように。イエス様の御名によって祈ります。アーメン
