Scripture
最後に兄弟たち、私たちのために祈ってください。主のことばが、あなたがたのところと同じように速やかに広まり、尊ばれるように。
また、私たちが、ひねくれた悪人どもから救い出されるように祈ってください。すべての人に信仰があるわけではないからです。
(第二テサロニケ人への手紙3:1-2 新改訳2017)
Observation
パウロは、テサロニケの教会の生みの親である。
しかし彼に高慢の一文字も見えない。
自分の子供達にこう手紙を残して締めくくっている。
「私たちのために祈ってください。」
Application
「祈っているよ」
クリスチャンになってから何度、この言葉をかけただろう。
一方で・・・「祈ってください」
この言葉を何度言えただろうか?
言えてこなかった自分がいる。
パウロのこの「祈ってください」は、なんと謙遜なのだろう。自分の方が生みの親。しかし、愛するテサロニケの人々にむしろ自分のために祈って欲しいとお願いしたのだ。僕はこの言葉を言えているだろうか?
「祈ってください」
妻に
友に
恩師に
メンターに
「祈ってください」と言える謙遜な者となりたい。
Prayer
天のお父さん
「祈ってください。」
この言葉を言えるものとならせてください。自分の弱さも怒りも欠けも悲しみも祈ってくださいと言えるものになれますように。何より、こんな僕のためにイエス様、十字架の上で祈ってくださって、今でもとりなし祈ってくださってありがとうございます。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。