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「金持ち青年の求道」

Topic:救い、行い、義、恵み、心、選択

 

Scripture(聖書)

一人の青年がイエスのところに来て、こう質問しました。「先生。永のいのちがほしいのですが、どんな良いことをしたら、もらえるでしょうか。」

(マタイ19:16 リビングバイブル)

 

 

Observation(観察)

一人の青年の質問は・・・永遠のいのちを得るには何をしたら良いのでしょうか?

 

この質問の背後に見え隠れしている青年の思いは「自分は大丈夫」。

 

「それなら、全部守っています。ほかに何が欠けているでしょうか?」(20節)

 

「OK!君は100%救い合格!」・・・そういうイエス様の言葉を期待していたに違いない。

しかし、そんな彼の自信と高慢を見透かすかのようにイエス様の言葉が彼を打ち砕く。

 

「完全な者になりたければ、家にって、を全部い、そのお金をしい人たちに分けてあげなさい。天に宝をたくわえるのです。それから、わたしについて来なさい。」(21)

 

 

Application(適用)

僕だったら求道者に対して、ここまで厳しい言葉を浴びせることができるだろうか?・・・おそらくできない。

イエス様は彼の求道心が心からのものではなくて、自信と高慢に裏打ちされているものであることを見透かしていたのだ。

 

そこからが本当の求道の始まりとなるかと思われたが・・・

 

青年はこれをくと、悲しそうにって行きました。たいへんな金持ちだったからです。(12節)

 

残念ながら青年はイエス様の元を去っていった。

「主よ、私は本当に罪人です」と言う代わりに、イエス様の元を去っていった。

彼は自らの義を証明したかったのだ。認めて欲しかったのだ。

 

救いというのは本当は行いではなくて恵みによるもの。

そこに気づかないといけない。

 

今日も恵みによって救われていることを覚えなければならない。

また、恵みによって救われているからといって、どこかで「自分は大丈夫」と自らを省みることを怠るのではなく、心からキリストのように変えられたい、キリストのように行きたいとへりくだって願うことである。

 

心を指摘された時に、すぐに悔い改めよう。

 

イエス様の元を離れ去るのではなくて、イエス様に従いついていこう。

 

 

Prayer(祈り)

主よ。

青年はイエス様の元に来て、イエス様に質問をしました。

しかし、心を指摘された時に彼は悔い改めず、イエス様の元を離れ去っていきました。

すぐに心がずれてしまうものです。

高ぶります。

主よ、心のずれを指摘された時に、すぐに悔い改める者とならせてください。

イエス様の元を離れるのではなくて、イエス様に従い続ける者とならせてください。

イエス様の名前で祈ります。アーメン

 

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