Scripture
「ある日、彼らが礼拝をささげ、断食していると、聖霊が、「バルナバとパウロに、わたしの特別な仕事をさせなさい」と言われました。 それで彼らは、さらに断食して祈ったあと、二人に手を置いて任命し、送り出しました。 二人は聖霊に導かれてセルキヤに行き、そこから、船でキプロス島に向かいました。」
(使徒の働き 13:2-4 リビングバイブル訳)
Observation
アンテオケ教会の面々が礼拝をささげていると?
聖霊が彼らに語りかけた。
バルナバとパウロを特別な働きへと送り出すように、そこで彼らはすぐにそれを実行した。教会は彼らを祝福して任命して、送り出したのだ。
その後、2人はどこに向かったのか?
セルキヤ、キプロス
どうやって行く道が決められていったのか。それも聖霊の導きであった。
Application
バルナバはエルサレムの教会から派遣され、パウロはバルナバに手を差し伸べられて共にやってきた。彼らは、アンテオケ教会の中心的リーダーである。バルナバに至っては、言い換えるなら教会の主任牧師級である。その彼を送り出す。これは大変ことだ。中心的なリーダーに対して聖霊は、「特別な働きをさせなさい」と言われた。アンテオケの人々は、聖霊に語られたことをちゃんと祈り、そして断食し、しっかりと受け止めてから彼ら2人を「送り出した」
調べると「送り出す」に使われているギリシャ語は、アポリュオーといって「解き放つ」という意味があった。
聖霊は中心的なリーダーであるバルナバたちをアンテオケから解き放つように命じたことになる。何かアンテオケで縛られていたわけではないと思う。もしかしたら、急成長しているアンテオケ教会を見ていて嬉しいし、楽しかったのかもしれない。でも出て行くように彼らは呼ばれたのだ。
ここから世界宣教はますます広がりを見せていく。
アンテオケ教会にとってこれはベストタイミングだったのだろうか?あまりはそうは思えない。人間的に見れば、バルナバとパウロを送り出すのは痛い。中心的な人がいなくなり、不安もあっただろう。だけど、彼らは聖霊の声に丁寧に聞き従った。自分たちの状況や教会の今を見ずに、霊の促しに丁寧になった。礼拝者として祈るものとして彼らはこの聞いた声をとても大切にした。しかもこの声は、1人が聞いたのではない。みんなで礼拝している時に聞いた、というのがとても興味深い。
神様はNH横浜にも引き続き、教会に対して福音宣教の拡大のために呼んでくださっていることがあるはず
その声を敏感に聞いていけるものとなりたい。
礼拝者となること
祈るものとなること
そして、祝福を持って人々を送り出す教会となって行きたい。勿体無い、難しいと拒まずに。送り出す。
Prayer
天のお父さん
あなたは僕を一体何に呼ばれているでしょう?牧会の中でも特にあなた呼んでおられることを教えてください。またNH横浜の教会として聖霊様、あなたが導こうとしている道はどこでしょうか?もっと教会全体であなたの声を聞き、僕個人としてもあなたの声に敏感になれますように。リーダーたちに一致をますます与えてください。教会全体に霊の一致をますます与えてください。また、送り出す教会となっていけますように。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。