Scripture
けれども、はたして納得できますか。私に死をもたらしたのは、ほかならぬ律法なのです。だとしたら、どうして律法が良いものでありえましょう。律法を利用して死罪をもたらしたのは、悪魔的なこの罪なのです。罪がどんなにずる賢く、恐ろしく、いまわしいものかわかるでしょう。自分の悪い目的のために、ぬけぬけと律法を利用するのですから。
(ローマ人への手紙 7:13 リビングバイブル訳)
Observation
罪がどれほどのものか、それが記されている。
ずる賢い
恐ろしい
いまわしい
悪魔的
ぬけぬけと目的のためならなんでも利用する
Application
この罪の恐ろしさをどれだけわかっているだろうか?
パウロは、この罪が内なる戦いを挑んできていることを語る。どんなに良いことをしたいと願っていてもそうではない自分がいて、罪がいつも自分を間違った方向に引っ張っていく。そんな葛藤が、内なる戦いが繰り広げられていることをパウロは正直に告白した。なんと哀れなのかと自分を卑下するほどだ。どこに救いがあるのか?
イエス様にある
十字架の前に希望がある。イエス様はすでに勝利されている。僕らは自分の力でこの罪に勝てない。日々の内なる戦いには自力ではどうすることもできないのだ。しかし、十字架で勝利されたイエス様にあって、この罪を差し出すなら、もう罪に生きないでいい。むしろ、よみがえられたイエス様の力を体験する。大事なことは4つ。
1、イエス様の圧倒的な十字架での勝利とよみがえりの力に頼ること
2、罪がどれほど恐ろしく、ずる賢いのかを理解すること
3、自力では罪に勝てないことを認めること
4、すぐにイエス様の十字架の前で、罪を告白すること
Prayer
天のお父さん
罪を軽んじている自分がいるでしょう。自力で勝てると思っている自分がいるのでしょう。でも、改めて罪の恐さを教えられました。自力では勝てないこと。イエス様にあってでしか勝てないこと。でも、イエス様はすでに勝利されていること。そのことを信じます。告白します。信じます。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。