Topic:悪口、愛
Scripture(聖書)
皆さん。互いに悪口を言い合うのをやめなさい。それは、「自分を愛するように人を愛しなさい」(レビ19:18)という律法を批判し、律法をさばいているのです。あなたがたのなすべきことは、律法の良し悪しを言うことではなく、それに従うことです。
(ヤコブ4:11 リビングバイブル)
Observation(観察)
クリスチャンと言えど、教会と言えど悪口を言ってしまうことがある。
意図的な場合もあれば、”つい”という場合もあるだろう。
周囲の悪口トークに流されて言ってしまう場合もあるだろう。
しかし、それは「他者を愛する」「隣人を愛する」ということを否定し、批判し、さばくことになるのだ。
Application(適用)
高校卒業してすぐに18歳で神学校に入った。
世間知らずのまま始まった神学校の寮生活。
そこに聖なる神学生同士の交わりがあると期待していた。
活発な神学論議もあったし、互いに励まし合う、祈り合う交わりが確かにあった。
一方、四六時中一緒にいるわけでお互いの粗や欠けが見えてくる。
すると、大抵は悪口が自然と口をついて出てくるのだ。
僕は自分を差し置いて、そういう交わりに失望したのだった。
すでに母教会でも、そういった悪口が横行している姿に辟易していたし、過敏にもなっていたのかもしれない。
たとえ、牧師を目指す神学生と言えど、完璧なわけはなく、罪の性質をもつ人間なのだ。
悪口は周囲の人をも巻き込んで関係にひび割れをもたらしていく。
悪口で何かが改善されたり、良いものが生まれるのならば良いが、正直言って悪口は何一つ良いものを生み出さない。何一つ。
愛とは真逆なのだ。
もし、誰かに何か物申したいならば、悪口、陰口ではなくて、堂々と本人に直接言えば良いのである。それが本物の愛である。
学校、社会、地域、、、もちろん教会も、すべてのコミュニティーから悪口がなくなればどれだけ住み良い、生きやすい世界になるだろうか。
①心を守る
それが自らの口から出る言葉を見張ることに繋がる
②”悪口を言わない”というメッセージを発信する
③世界中から悪口が減り、なくなるように祈る
Prayer(祈り)
主よ。
今日も暑い夏の日を迎えています。
今日から子供達は夏休みです。
子供達が身も心も守られ、健やかに成長する夏休みとなりますように。
49歳の最終日です。
49年間、どれだけの悪口を言ってしまったことでしょうか。
その度に、あなたを悲しませていたことをゆるしてください。
主よ、心をきよめてください。思いをきよめてください。ことばをきよめてください。
良いことばを発することができますように。
愛することば、励ますことば、建て上げることばを。
この世界から悪口が減り、なくなりますように。
悪口で傷ついている者たちを癒してください。
イエス様の名前でお祈りします。アーメン