Topic:恵み、エルサレム会議、ペテロ
Scripture(聖書)
私たちは、すべての人が同じ方法で、すなわち、主イエスが一方的に与えてくださった恵みによって救われる、と信じているのではありませんか。」
(使徒15:11 リビングバイブル)
Observation(観察)
エルサレム会議。
初代教会始まって以来の大きな会議。
その議題はユダヤ人以外の外国人でも救われるのか?
神の恵みは外国人にも及ぶのか?
激しい議論の後、ペテロが立ち上がり、口を開いた。
私たちは、すべての人が同じ方法で、すなわち、主イエスが一方的に与えてくださった恵みによって救われる、と信じているのではありませんか。」
ペテロの発言により、誰でも恵みによって救われることを確認された。
激しい議論があっても、分裂や空中分解の危機を回避することができた。
むしろ、大切な教理が確認され、一致することができた。
Application(適用)
「恵みによる救い」。
エルサレム会議において確認された大切なテーマ。
やがて、教会はこの教えから逸脱していってしまう。
そこから、ルターが改革の旗を掲げて、プロテスタント教会が生まれていった。
「恵みによる救い」。
これがプロテスタント教会の礎である。
「恵みによる救い」。
一方で、こんなに都合の良い話はない。
人間は自力で自らを救うことが出来ないのも事実。
それゆえ、神は人を見捨てず、恵みによる救いを差し出してくださった。
この恵みのゆえに、今日も平安の中で生きることがゆるされている。
恵みを知らないと、恐れに支配される。
自分が恐れに支配されているから、他者に対しても恐れで支配しようとしてしまう。
反対に恵みに生かされていると、他者に対しても恵み深く接することができるようになる。
この恵みをペテロ自身も経験した。
だからこそ、彼も恵みを語ることができたのではないだろうか。
今日、恵みを体験しよう。そして、恵みをシェアし、語っていこう。
私たちが滅びうせなかったのは、主の恵みによる。主のあわれみは尽きないからだ。
(哀歌3:22)
Prayer(祈り)
主よ。
爽やかな冬晴れの土曜日の朝です。
一方、日本海側、北陸地方では暴風雪となっています。
あなたの守りがありますように。
昨日までの3日間、明治学院大・ヘボ研のキャンプ、4回のメッセージ奉仕を守ってくださって感謝します。
大学生の歩みを守り支えてください。
使徒15章、エルサレム会議のシーンから改めて「恵みによる救い」を教えられ感動します。
主よ、恵みに生かされている者として、恵み深く人を愛する者、そして恵みを分かち合い、恵みを語り、伝える者とならせてください。
イエス様の名前で祈ります。アーメン