Scripture
私たちは、自分は弱くても、あなたがたが強ければ喜びます。あなたがたが完全な者になること、このことも私たちは祈っています。
(コリント人への手紙第二 13:9 新改訳2017)
Observation
パウロは自分が弱くていい。
むしろ、その弱さを誇ると言う。
けれど、この世界では弱い人は何もできない。何も成功しない。弱ければ仲間外れにされ、いじめられ、孤立する。パウロはそのような世界でさらにもう一言。
「あなたがたが強ければ喜びます。」
「そのことを祈っています。」
Application
パウロは自分が弱くていい。
むしろ、相手が強くなること。完全になること。成長することを願い祈っていた。コリントの人々が成長することを願っていた。
相手の成長
相手の成功
それを喜び、祈れる人がいるだろうか?
自分が成長することや成功することを喜び者はいるだろう。パウロの行動はその真逆。パウロの立場的には彼らを挫くこともでき、潰すこともできた。一方的に裁くこともできた。しかしパウロは、コリントの人々の変化、成長を何よりも祈り願った。
今日、パウロの姿に倣う物となりたい。
1、人の成長を一緒に喜ぶ
2、人に仕える
3、栄光を帰すべきところを間違えない、自分じゃなくて神様。
Prayer
天のお父さん
パウロほどの偉大なリーダーです。しかし彼は自分の成功や栄光ではなく、コリントの人々、信徒たちの成長を祈り喜びとしました。同じ心を与えてください。誰かの成長を共に喜び、その成長のためなら自分は弱くてもいい。貶されてもいい。祈れるものとなり、仕えるものとならせてください。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。