Topic:KY、リーダーシップ、仕える、親バカ
Scripture(聖書)
20その時、ゼベダイの息子ヤコブとヨハネとの母親が、息子たちを連れて来ました。母親はイエスの前にひざまずき、「お願いがございます」と言いました。
21「どんなことですか。」「どうぞ、あなたの御国で、この二人の息子を、あなたの次に高い位につかせてやってください。」
(マタイ20:20-21 リビングバイブル)
Observation(観察)
イエスは弟子たちとエルサレムに向かっていた。
その道中で、エルサレムで何が待ち受けているのかを明かされた。
それは、死刑宣告、十字架による処刑、そして死。
さらに、そこからの復活。
雰囲気は重苦しくなるはずである。
メシアに人々が寄せている期待とは真逆の展開なのだから。
そこで、突如ヤコブとヨハネのお母さんがKYな形でしゃしゃりでてくる。
自分の息子たちの将来のための根回しというか、特別扱いを懇願する。
後にイエス様は弟子たちにリーダーとはいかなる者なのかを諭す。
26だが、あなたがたの間では違います。リーダーになりたい者は、仕える者になりなさい。
27上に立ちたいと思う者は、身を低くして仕えなければなりません。
(マタイ20:26-27 リビングバイブル)
Application(適用)
何度も読んでいる箇所。
特にマタイ20:26-27はサーバントリーダーシップの基本、根拠ともなる箇所。
それに先立つ、ヤコブとヨハネのお母さんのKY発言にはガッカリするし、悲しくなる。
しかし、これが人間の現実。
イエス様の弟子の中でも特別な12弟子に選ばれたことで、どこか勘違いした期待を抱いてしまったのだろう。
自分が偉くなりたい。
自分がスポットライトを浴びたい。
人間には承認欲求があるから仕方ないかもしれない。
しかし、ここで問題なのは他の弟子に対する配慮がないことだ。
いつの時代も自分の子は可愛いというか、親バカというか・・・。
抜け駆けして「自分の息子だけ」という心が問題なのだ。
自己中心から心を守る方法は、イエス様が教えられた通り、自ら率先して仕えることだ。
己のリーダーシップを磨き、成長させるには、仕えることと心得よ!
Prayer(祈り)
主よ。
爽やかなGW土曜日の朝です。
朝イチで心地よいサーフィン、ランニング、さらに妻とウォーキングもできて感謝します。
あなたに与えたられた環境であなたに与えられた体も関係も健康に保つことができますように。
一方で、朝から思い祈りのリクエスト連絡もきます。
主よ、あなたの守りを祈ります。
ヤコブとヨハネの母のKYな発言を僕は笑うことができません。
自らの心の中にも自己中心があるからです。
主よ、愚かな心をきよめてください。
あなたの心を教えてください。
仕えるリーダーシップを今日も教えてください。
サーバントリーダーシップを実践することができますように。
イエス様の名前で祈ります。アーメン