Scripture
さて、イエスが山に登り、ご自分が望む者たちを呼び寄せられると、彼らはみもとに来た。イエスは十二人を任命し、彼らを使徒と呼ばれた。それは、彼らをご自分のそばに置くため、また彼らを遣わして宣教をさせ、彼らに悪霊を追い出す権威を持たせるためであった。
(マルコの福音書 3:13-15 新改訳2017)
Observation
イエスについていく弟子は大勢いた。
その中からイエスは12人を特別に選び出した。彼らは使徒と呼ばれる。選んだ理由が書かれている。
1、彼らをご自分のそばに置くため
2、彼らを宣教に派遣するため
3、悪霊を追い出す権威を与えるため
この12人はどんな人たちだったのか?
シモン・ペテロ
ゼベダイの子ヤコブ
ヤコブの兄弟ヨハネ
アンデレ
ピリポ
バルトロマイ
マタイ
トマス
アルパヨの子ヤコブ
タダイ
熱心党のシモン
イスカリオテのユダ
Application
12人の中にはこの時、初めて聖書に登場する人物もいればこの時の一度きりしか登場しない者もいる。イエス様のそばにいて宣教の働きに出ていくような者たちが、実は聖書に1度しか登場しないのだ。そして、裏切りのユダがいて、疑ってしまったトマスもいて、イエス様を知らないと言ってしまったペテロがいて、雷の子と呼ばれるヨハネがいる。決して、エリートでもなく、オールスターとも言えないメンバーだった。だけど、イエス様はあえて、彼らを選ばれた。他の箇所では山に登り祈りに祈って彼らを選ばれたことが語られている。
僕だったら選り好みをしてしまう。
この人が可能性があるな。
あの人だったら良さそうだ。
しかしイエス様は違った。
裏切ると分かっていても選ばれ、疑うと分かっていても選ばれ、決して目立った働きをしていた者ではない人を選ばれた。そんな彼らをご自分のそばに置くために選ばれた。彼らを宣教へと派遣するために選ばれた。僕のそばに12人。どんな人が与えられているだろうか?自分で選んでいるとなかなか、実はいない。選り好みしているからだ。
自分の好みでは裏切ってほしくない
疑ってほしくない
距離をとってほしくない
よく学んでほしい
だけど神様はもしかしたらそうじゃない人を送っているのかもしれない。神様が送った12人がきっといるはずだ。それ2025年祈り求め、その声に聞き従う者となりたい。
彼らがやがて、宣教の働き携わるような働き手となることを夢見て、祈っていきたい。
Prayer
天のお父さん
あなたは必ず祈りを聞いてくださり、応えてくださる方。2025年、僕にとっての12人は誰でしょうか?どこかで選り好みをしていた自分がいます。だけど、そうではなくあなたが僕の心を揺さぶって仕方ないそんな人を示してください。たとえ、その人が心がついていかない人でもその人を思い、愛する心を与えてください。任された12人をどこまでも愛し、守り、育てる愛と信仰を与えてください。彼がやがて宣教へと旅立っていく姿を今から祈り思い描きます。どうぞ、送ってください。示してください。あなたの選ばれた12人をそばに置き、愛することを教えてください。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。