あなたがたはこの世に倣ってはなりません。むしろ、心を新たにして自分を変えていただき、何が神の御心であるか、何が善いことで、神に喜ばれ、また完全なことであるかをわきまえるようになりなさい。
ローマの信徒への手紙 12:2 新共同訳
O
ローマの12章には、クリスチャンとなった今、 どのように生きるべきであり、どのようなことを模範として生きていくべきなのかが教えられている。
その中の一節、ローマ12:2。ここにはこの章で教えられていること全体の鍵ともなることが書かれている。それは、「心を新たにする」別の言い方をするならば、「考え方、物の見方を変える」ということだ。
「イエス様のように生きる。神様の願われるように生きる。」 もし僕が自分を変えずして、そのように生きることができると考えるなら、まずその考えを変えなくてはいけない。もしそうできないのなら、世界に、自分自身に、不平等、不公平、不条理を見出すことだろう。
例えば、
見返りがあるからではなく、神様から与えられている恵みに応じて自分を捧げること。 自分に悪をもって接するものにさえも、善で返すこと。
これらは世の中の考え方で言えば、愚かで馬鹿ばかしく見えるかもしれない。 だけどそのように見える生き方を神様は僕達に願っておられる。
それらは簡単だろうか?簡単ではないかもしれない。 できるだろうか?必ずできるだろう。 どうやって?その一歩は、神様に「心を新たに」してもらうことからはじまる。
A
僕も神様の願われるように生きたい。イエス様のように生きたい。 そのために、今日、そして日々、僕が変えなければいけない考え方があるはずだ。
自分の中に不平等、不公平、不条理を感じることがある。 そんな時、もし僕が捧げること、与えることを躊躇っていると感じたら、少し立ち止まろう。
僕が”正しい”と思うことは、果たしてそれは本当にそうなのだろうか? それとも、僕に変えなければいけない心、考え方、物の見方があるだろうか?
するべきこと、するべきでないこと、主にあってそれを見極めるために いつも自分の心と考え方、物の見方を変えることに オープンでいること、前向きであることを大切にしよう。
P
愛する天のお父さん、あなたの御名を賛美します。 あなたが願う生き方、イエス様のような生き方 それはこの世においては愚かで馬鹿ばかしいものかもしれません。
僕が心を考えを変えなければ、 あなたの思いを我が想いとできないことがあるでしょう。
主よ、あなたが助けてくださって、 僕の心を、考えを、物の見方を、あなたのように変えてください。 イエス様の御名によって祈ります。アーメン
