Scripture
愛は決して絶えることがありません。預言ならすたれます。異言ならやみます。知識ならすたれます。
コリント人への手紙第一13:8 新改訳2017
Observation
パウロは直前の12章最後でこう語っている。
「私は今、はるかにまさる道を示しましょう。」
賜物を熱心に求める道もまた良いが、それ以上にまさる道があるという。
それが、愛を求める道である。
預言も素晴らしい、知識も素晴らしい。
しかし、それらはすたれる。いずれは衰え、尽きるとリビングバイブルではある。
どんなに素晴らしい知識を得てもそれはいずれ、尽きるのだ。
だけど、愛だけは決して絶えることがない。
Application
いつまでも残るものは信仰、希望、愛。その中で最もすぐれているのは愛ですとパウロは、13章の最後を締めくくる。僕はどこかで、知識や優れた賜物を求める妬みがある。優れた賜物を持っている人を見ると、比べてしまい、すごいなと、それに比べて自分はと自己卑下してしまう。だけど、今日、愛は決して絶えないというみことばにとっても励まされた。勇気をもらった。
メッセージの賜物もなく、賛美の賜物もなく、リーダーシップもない。管理の賜物もない。いろんなものが僕には欠けている。そればかりを気にすると、落ち込み、自己卑下してしまう。やがて人と自分を比べてしまう。それはどんどん、サタンの思う壺である。
だけど、大切なことがある。
たとえ何か優れていなくとも愛すること、愛に生きる道だ。
NHYのアニバーサリー礼拝で牧師の按手式を受けた。
その際、僕も和也牧師もビデオの中で牧師への召命の証をさせていただいた。
いつの間にか、その時の召しへの決心を忘れていた自分がいる。
その時、自分はこう言った。
「神を愛し、人を愛する。そんな牧会者でありたい。」
自分は、本当に多くの人に愛されてきた。
そして、いつも身近に神を愛し、人を愛する人たちがいた。
同じように、僕も神を愛し、人を愛するものとなっていきたい。それが初心であった。
だけど、すぐにまた自己卑下に陥って、無い物ねだりをし、無ければないで落胆していた。でも、そうじゃない。イエス様が示してくださった道は、愛である。神様の愛ゆえに今、僕はこうして新しい命を生きている。生かされている。
愛するものとなるために、まず自分がどれほど愛されているのか感謝し感動できるものとなりたい。そして、最も大切な愛することに精一杯生きよう。
Prayer
愛する天のお父さん
あなたの大きな愛に感謝します。時に、その愛を忘れ自分ばかり見てしまいます。そうするとすぐに人と比べて自己卑下し、自分なんてとなります。でも、それを繰り返してばかりで、大事なことを忘れないようにしてください。僕があなたのように愛することに生きられますように。神を愛し、妻、家族を愛し、人を愛するものとならせてください。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。