Topic:ことば、心
Scripture(聖書)
34ああ、まむしの子らよ。あなたがたのような悪者の口から、どうして正しい、良い言葉が出てくるでしょう。人の心の思いが、そのまま口から出てくるのですから。
35良い人のことばを聞けば、その人の心の中にすばらしい宝がたくわえられていることがわかります。しかし、悪い人の心の中は悪意でいっぱいです。
(マタイ12:34-35 リビングバイブル)
Observation(観察)
イエス様のことば。
癒しの奇跡を耳にし、感謝するどころか、悪霊的であると批判するパリサイ人たちに対する痛烈な反論のことば。
★人の心の思いが口から出てくる。
・良いことばが出てくる人:心の中にすばらしい宝がたくわえられている。
・悪いことばが出てくる人:心の中は悪意でいっぱい。
Application(適用)
10代になる頃というのは、テレビや周りの友達の影響も相まって、ちょっと不良(ワル)ぶる言葉を使ってみたくなる。
それが、ちょっとかっこよく思えたりして。
ちょっと背伸びするくらいなら可愛いもんだが、人を貶めたり、傷つける言葉はやはりよろしくない。それは、むしろかっこ悪い。
まして、主を賛美する言葉ではなく、主の働きを否定する言葉はダサさの極み。
結局、心の中に何があるのかによって、口から出てくる言葉が変わってくる。
以前、SNSで「人の本質を表す10ヶ条」というものを見かけたことがある。
1.性格は「顔」に出る。
2.生活は「体型」に出る。
3.本音は「仕草」に出る。
4.美意識は「爪」に出る。
5.清潔感は「髪」に出る。
6.気配りは「食べ方」に出る。
7.芯の強さは「声」に出る。
8.ストレスは「肌」に出る。
9.落ち着きのなさは「足」に出る。
10.人間性は「弱者への態度」に出る。
イエス様は「心」は「言葉」に出る、と言うのだ。
①心を点検する。
②心の王座をイエス様に明け渡す。
③心にみことばを蓄える。
Prayer(祈り)
主よ。
心が騒ぐ数日を過ごしていますが、あなたが揺るぎない岩であることを感謝します。
また小さな者を昨日も、今日も大学生のためのチャペルで用いてくださって感謝します。
主よ、心の中をきよめてください。
私の心の王座はあなたのものです。
聖い御霊なる主が私の心にいてください。
愛の主からくることばをこの口から語る者とならせてください。
人を傷つけることばではない、貶めることばではない、励まし、支え、思いやることば。
強め、慰め、建て上げることばを語る者とならせてください。
イエス様の名前でお祈りします。アーメン