Topic:同労者(パウロ、チーム)
Scripture(聖書)
23キリスト・イエスのことを語ったために、共に囚人となっているエパフラスが、よろしくと言っています。
24それから、私と一緒に働いているマルコ、アリスタルコ、デマス、ルカも、よろしくとのことです。
(ピレモン1:23-24 リビングバイブル)
Observation(観察)
使徒パウロからピレモン直々に送られた手紙。
わずか1章という短い手紙ながら、パウロの愛と配慮が詰まっている手紙でもある。
ピレモンへの愛はもちろんのこと、1度は主人を裏切ったオネシモを仲介するほどオネシモのことも愛していることが分かる。
手紙の冒頭では、ピレモンの家に集まっている他のメンバー達への配慮。
そして、手紙の最後では同労者たちの名前を挙げる配慮。
もう一つ分かることは、パウロのミニストリーがチームでなされていたこと。
・エパフラス
・マルコ
・アリスタルコ
・デマス
・ルカ
しかも、ここに名前が挙げられている5人のうち2人は福音書記者となるのである。
Application(適用)
元漁師でおっちょこちょいのペテロと比べて、パウロは元エリートでどこか近づき難いようなイメージもあるが、そうではない。
やはり、キリストに出会って変えられた者は、愛の人に変えられるのだ。
新約聖書のおよそ半分にもあたるほどの多くの手紙、数々の宣教旅行、教会開拓・・・パウロの業績は華々しい。
しかし、彼の働きはパウロ一人によってなされたのではない。
同労者たちがいた。チームメイトがいた。仲間がいたのだ。
この手紙の末尾でも、チームメイトの名前が5名紹介されている。
しかも、この5名のうち2名は福音書記者となるのだから、これまたすごい働き人たちだ。
2000年間用いられ続けている人たちだ。
New Hopeは「チームでする教会づくり」(DCAT)を大事にしているが、まさにパウロの働きもチームでなされていたのだ。
僕はパウロのような優秀な器ではない。
しかし、パウロのように同労者に恵まれている。チームに恵まれている。仲間に恵まれている。
それは、なんと幸いなことなのだろうと、いつも思わされている。
①パウロのような愛と配慮の心を祈り求める。
②チームで教会を建て上げる恵みを感謝。
③チームメイトたちに感謝。
④チームビルディングのために祈る。
Prayer(祈り)
主よ。
雨降る土曜日の朝です。
大雨警報も出るような中ですが、主の守りを祈ります。
パウロの大きな働きは一人でなされたものではありませんでした。
同労者がいました。仲間がいました。チームメイトがいました。
僕にも同労者がいます。仲間がいます。チームメイトがいます。
あなたの愛と優しい配慮に感謝します。
これからもチームで教会を建て上げ、チームで福音宣教をしていきます。
救い主イエスの名前で祈ります。アーメン