S
あなたがたのことばが、いつも親切で、塩味の効いたものであるようにしなさい。そうすれば、一人ひとりにどのように答えたらよいかが分かります。
コロサイ人への手紙 4:6
O
パウロはコロサイの人々に送った手紙の最後に、イエス様をまだ知らない人たちに対してどのように応対すべきか、アドバイスをくれている。5節では、機会を十分に用いて、知恵を持って行動するようにと言っている。続く6節でパウロは、ことばについて書いている。人々にどんな言葉をもって答えるのがいいのか?
第一に親切であること。(英語のリビング訳では、恵み深く、と訳されている。)
第二に塩味が効いたものであること。
これらは、僕たちが人々と話す時、どのように答えるかの鍵、指針である。
A
僕はいつも親切で恵み深く、塩味が聞いた言葉で話せているだろうか?時に自分の感情や知識によって言葉がうみだされ、言い方に恵み深さがない時があるのではないだろうか?
また、塩気が効いていない時もあるだろう。塩は人の体になくてはならないものだ。特に夏場は暑さによってこれが失われてしまう。この世界で生きる中で、生きていく上で必要な塩が足りない状態になっていたりする。神様は人々が塩分補給できるように、僕達を用いることがある。その塩とは、御言葉で語られる真理、福音の希望である。神様の存在、愛、赦し、希望、励まし…僕達は御言葉を通してそれらを受け取っている。時に与えられた塩を大胆に、そして時に隠し味のように絶妙に、人々に届ける言葉に加えながら、それらの言葉を通して、人々が命の塩分補給できるようにしたい。
それを意識しながら、そしてだからこそ、まず自分自身が、いつも御言葉から神様の愛、恵みをうけとり、御言葉による塩分補給をしていこう。
P
天のお父さん、あなたの御名を賛美します!あなたの愛と恵みが御言葉を通して僕に注がれ、今日も僕を支え、生かし、導いてくださる事を感謝します。主よ、僕が人に届ける言葉が、親切なもの、恵み深いものでありますように。また塩気が効いたものでありますように。誰かが命の塩分補給をするために、どうぞ僕を用いてください。あなたから受け取った塩を、言葉に効かせ、届けるものとなれますように。イエス様の御名によって祈ります。アーメン