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心を守る大切さ

S

どうして、そんな所に行かねばならないのだ。我々の仲間も、そこの住民は我々よりも強くて背が高く、町々は大きく、城壁は天に届くほどで、しかもアナク人の子孫さえも見たと言って、我々の心を挫いたではないか。」

申命記 1:28

 

O

今日から僕たちは申命記を読み始める。モーセとイスラエルの人々は、ヨルダン川の東側にあるモアブという地方にいた。40年の時を経て、彼らは神様が約束したカナンの地へいよいよ向かっていく。その前にモーセは人々を集め、今までの振り返りをしている。その中にはイスラエルの人々の後悔の歴史も書かれている。それはカナンの地を偵察した時の出来事である。彼らは偵察してきた人々の話を聞いた。そしてそこに住む人々が自分たちよりも強く、背が高く、町々は大きく、天にも届きそうな城壁があることを聞いて、心が挫けてしまった。そして彼らは、神様が自分たちを憎み、滅ぼそうとしている、なぜそんなところに行かなければいけないのか、と不平を言い合った。

しかし実際はどうだったか?神様は彼らを約束の地へ導こうとしておられた。彼らは状況に問題を見出していたが、本当の問題は彼らの心にあった。彼らも自分自身でこう言っている。心が挫けた、と。もしも彼らが心を守っていたなら、彼らの歩みは変わっていただろう。これは今に生きる僕にもいえることである。

 

A

僕が不平不満を持つ時や、不可能だと感じる時、状況はどうあれ、まず自分の心をチェックすること、守ることが大切である。

不平不満、不可能を感じる=神様の約束から遠い

では決してないからだ。人間関係、置かれている環境、経済、さまざまなエリアにおいて、神様に信頼して歩むことを選びたい。

特にこの日本という地で神様の福音を伝えていくのに、大きく、また難しく感じる問題、高く感じる壁は尽きることがない。それらに心を任せ、心を挫けさせていたら、僕はイスラエルの人々と同様に神様に疑いと不満を持つものになるだろう。

道を切り開くのは僕ではない。力あるのは僕ではない。奇跡起こすのは僕ではない。

すべて神様なのだ。今までもそうだった。これからもそうなのだ。

心を守るために、神様の声を毎日聖書の御言葉から聞くことを大切にしよう。

神様の言葉を聞き、また信頼、すなわち自分の人生に適用することを選んでいこう。

また、みんなと励まし合うこと、祈り合い、神様に信頼しながら心を守ることを大切にしていこう。

 

P

愛する天のお父さん、あなたの御名を賛美します!イスラエルの人々を見る時、自分も状況を見て、心が挫けることがあるなぁと感じます。けれど1番の問題は僕の心にあります。なぜなら道を切り開くのも、力あるのも、奇跡起こされるのも、僕ではなく、あなただからです。心を守り、あなたを信じ、信頼することを選ぶことができるように、あなたとの助けを祈ります。

この日本があなたの約束された地であると信じます。どれほど多くの問題があろうとも。どれほど高く聳える壁があろうとも。あなたはそれよりも大きな方。弱い僕達を通して強く働かれる方。あなたに信頼し、進んでいくことができますように。イエス様の御名によって祈ります。アーメン

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