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弱さや欠点をそのままにしない

S

宴会が行われた七日間、彼女は夫に泣きすがった。彼女がしつこくせがんだので、七日目に彼は彼女に明かしてしまった。彼女は同族の者にそのなぞを明かした。

士師記 14:17

来る日も来る日も彼女がこう言ってしつこく迫ったので、サムソンはそれに耐えきれず死にそうになり、 ついに心の中を一切打ち明けた。「わたしは母の胎内にいたときからナジル人として神にささげられているので、頭にかみそりを当てたことがない。もし髪の毛をそられたら、わたしの力は抜けて、わたしは弱くなり、並の人間のようになってしまう。」

士師記 16:16-17

 

O

人類史上最も怪力だったかもしれない男、サムソン。彼は20年間士師としてイスラエルを裁き、敵であるペリシテ人を何度も打ち負かした。しかし彼の人生の最後の数日は実に痛ましいものだった。力を失い、目をえぐられ、鎖に繋がれ、人々の見せ物にされた。それでも、最後は一矢を報いて大勢の敵を打ち倒した。自分の命と引き換えに…。

彼はなぜ力を失ったのか?それは彼が髪の毛を剃ってしまったからだ。サムソンはナジル人として神にささげられた者であり、一度も剃ったことのない髪の毛を剃ってしまうと力を失ってしまうのだった。彼はそのことを彼の愛したデリラという女性があまりにもしつこく聞くので話してしまったのだ。

たった一度の誤った選択だろうか?いや、そうではなかった。2つ前の章を読むと、サムソンは愛した女性の涙に弱いことがわかる。以前このような失敗があったのにも関わらず、サムソンはその弱さをそのままにしてしまった。そして過ちを繰り返し、それが彼の悲痛な最期へと繋がっていったのだった。

 

A

僕達は難しい状況や困難な状況を、自分の置かれた場所で通らされることがある。そんな時、環境を変えることは、問題解決のために選ぶことのできる一手かもしれない。しかしながら、もしその状況が自分の弱さや欠点故に経験していることだとしたら、別の場所に行っても同じことを経験する可能性は高い。

弱さや欠点をそのままにし、問題が起こらないような場所を探すよりも、弱さや欠点と向き合い、神様からの知恵によって成長していくことは、状況を変えるだろう。特にその問題が神様から自分を離すものであるなら尚更である。サムソンも髪を剃ったことによって、神様から離れてしまった。

僕の弱さの一つは、いつでもできることを後回しにしがちなことだ。たとえばディボーション。もちろん人によっては夜が良いという人もいる。しかし僕はやっぱり朝がいい。けれど後で時間があるからと、後回しにしてしまうことがあるのだ。これは自分と神様の関係に大きく影響する。神様との関係を良いものとするために、、、

午後に時間があっても朝ディボーションする

本を少しでもいいから必ず読む

メンターに今よりも連絡する

ニュースレターを書いて祈りに覚えてもらう

2024年もあっという間に4月。この新年度を一つの良いスタートと考えて、神様にあって成長するシーズンとしていきたい。

 

P

愛する神様、あなたの御名を賛美します!今日はサムソンの痛みから、弱さや欠点をそのままにしてはいけないということを教えられました。次のシーズン、僕があなたとの関係を大切にし、成長していくことができますように。そのために、意図的に、また優先順位を大切に、行動していくことができますように。イエス様の御名によって祈ります。アーメン

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