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「過ちを指摘されたとき」

Topic:リーダーシップ、指摘、パウロ、ペテロ、バルナバ

 

Scripture(聖書)

11ところが、そのペテロがアンテオケに来た、非常にった行をとったので、私は面と向かって激しく非しました。 

12ペテロは初めのうち、割礼にもユダヤ教のさまざまなしきたりにもとらわれない、外国人のクリスチャンと共に食事をしていました。ところが、あとからヤコブの友人であるユダヤ人が何人かやって来ると、彼らの目を恐れて、外国人と食事をするのをやめてしまいました。そのユダヤ人たちは、形式を重んじるユダヤ主者で、「救われるためには割礼を受けなければならない」と主していたのです。 

13すると、ほかのユダヤ人クリスチャンも矛盾を感じながら、ペテロのまねをして本心をった行をし、バルナバまでが、そのりの行を共にしてしまいました。

(ガラテヤ2:11-13 リビングバイブル)

 

 

Observation(観察)

初代教会の最初の牧師ペテロでも失敗してしまったことがある。

 

ペテロはこれまでのユダヤ教的な考えに縛られず、外国人クリスチャンとも親しく食事をしていた。

なんとも麗しい光景である。

ところが、ペテロが次第に人目を気にして、外国人クリスチャンとの食事を避け始めたのだ。

ペテロはリーダーである。

ペテロがとった行動の影響は、あのバルナバにまで及び、バルナバさえもがペテロの後に続いていってしまったのだ。

 

そんなリーダー・ペテロに対して面と向かって非難をしたのがパウロであった。

誰もがリーダーであるペテロに対しては物言えない雰囲気があったかもしれないが、パウロはお構いなしで、パウロを注意したのだ。

 

 

Application(適用)

どんなに優れたリーダーであっても、人間。

間違えることはある。ミスることはある。

 

しかし、そのミスに気付かないままでいるとしたら、そのリーダーは不幸である。

ペテロはメンツを潰されて恥ずかしかったかもしれないが、それ以上にパウロの勇気ある指摘に感謝したのではないだろうか。

 

注意してもらえる存在を持っていることはなんと大切なことか。

もし、パウロの注意がなかったら・・・。

また、もしペテロに聞く耳がなかったら・・・。

 

教会は大打撃を負ったことだろう。

大混乱を招いただろう。

 

真理に対して妥協しないパウロの姿勢がペテロを守り、教会を守ったのだ。

 

①真理を妥協したり曲げたりしない。

 

②注意してくれる友を持つ。

 

③注意に対して聞く耳を持つ。

ペテロは弟子としてははるかに後輩であるパウロの注意を無視せず、耳を傾けた。

 

 

Prayer(祈り)

主よ。

あのペテロでも人目を恐れ、福音の真理から逸脱し、その行動はバルナバさえも巻き込んでしまいました。

しかし、幸いなことにペテロに注意してくれるパウロがいました。

勇気をもって注意してくれる後輩、友、仲間がいました。

主よ、僕も間違えることの多い者です。

気付かずに逸れてしまうこともあります。

主よ、真理を妥協することがないように助けてください。

ズレてしまった時はパウロのように注意してくれるリーダー・友を送ってください。

そして、耳の痛い言葉であっても真摯に聞くことができますように。

イエス様の名前でお祈りします。アーメン

 

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