Topic:イエス様(牧会、癒し、傾聴)
Scripture(聖書)
7「もう、あきらめているんです。せっかく水が動いても、だれも池に入れてはくれないんだから。何とかして行こうとしている間に、いつでもほかの人が先に入ってしまうのです。」
8「さあ、立って、床をたたんで家に帰りなさい。」
9イエスがこう言われると、たちまち男は治って、すぐに床をたたんで歩きだしたのです。
(ヨハネ5:7-9 リビングバイブル)
7病人は答えた。「主よ。水がかき回されたとき、池の中に入れてくれる人がいません。行きかけると、ほかの人が先に下りて行きます。」
8イエスは彼に言われた。「起きて床を取り上げ、歩きなさい。」
9すると、すぐにその人は治って、床を取り上げて歩き出した。ところが、その日は安息日であった。
(ヨハネ5:7-9 新改訳2017)
Observation(観察)
有名なベテスダの池での癒しの奇跡。
この池にまつわる都市伝説的な癒しを信じて、大勢の病人がそこに横たわっていた。
38年病気を患っていたその男もベテスダ伝説を頼ってそこにいた。
しかし、その一方で彼の心には「諦め」があった。
癒しを諦めるだけではなく、自分の人生そのものを諦めていたであろう。
しかし、そこに現れたのがイエス様。
イエス様の癒しのプロセスは・・・
①質問:「よくなりたいか?」と質問。
②傾聴:相手の想いを聞く(それが言い訳であっても、諦めであっても)。
③指示:「起きて床を取り上げ、歩きなさい」という具体的な言葉。
Application(適用)
イエス様に「よくなりたいか?」と問われて、彼はYesでもNoでもなく、諦めの言葉から答え始めた。
僕がイエス様の立場だったら、ちょっとイラッと来る。
質問の答えになっていないからだ。
しかも、諦め、後ろ向き、責任転嫁・・・僕があまり聞きたくない否定的、消極的な言葉のオンパレード。
しかし、もう諦めている、人生を投げている、希望を見出すことに疲れた彼にもイエス様は現れ、語りかけ、傾聴し、癒してくださったのだ。つくづく、恵み深いお方だなあと思う。
このイエス様の心がなければ牧会は務まらない。
イエス様のようになりたいと願いつつ、相変わらずイエス様とは程遠い自分を発見する。
だからこそ、今日も祈り、悔い改め、聖霊様の助けを頂かないと出来ない。
①イエス様の心を祈り求める。
②人生を諦めている人を僕は諦めない。
③たとえ、後ろ向きで諦めの言葉であっても、傾聴する。
Prayer(祈り)
主よ。
今日も暑い夏らしい日です。
今日からキッズのぶっとびキャンプが始まります。
参加者全員守られますように。
子供も大人も恵まれて帰ってくることができますように。
今日もPastorsと共にDevotionできる恵みを感謝します。
加えて今朝は愛波とみどりちゃんも一緒にデボーションできる恵みを感謝します。
ベテスダの池での癒しの出来事からイエス様の心を教えられます。
どうか、あなたの心を与えてください。
愛と恵みとあわれみ、寛容な心を与えてください。
人生を諦めている人であってもイエス様のように諦めず、愛していくことができますように。
今日主の愛に気づき、あなたと出会う人が起こされますように。
癒し主イエス様の名前でお祈りします。アーメン