Topic:解放(罪、告白、赦し、ダビデ)
Scripture(聖書)
罪を赦された人は、どれほど幸せなことでしょう。罪がすっかり消された喜びは、どれほど大きいことでしょう。罪を告白し、その記録を消し去ってもらった人は、どれほど解放感を味わうことでしょう。
(詩篇32:1-2 リビングバイブル)
幸いなことよその背きをゆるされ 罪をおおわれた人は。幸いなことよ主が咎をお認めにならずその霊に欺きがない人は。
(詩篇32:1-2 新改訳2017)
Observation(観察)
ダビデの詩篇。
真の幸せとは何か?・・・罪を赦されることである。
どんな罪でも告白するなら・・・
①赦される。
②罪の赦しは大きな喜びをもたらす。
③さらに解放感を味わう。
これは単なる神学的解説ではなく、生きたダビデの実体験から紡ぎ出されたリアルな言葉である。
Application(適用)
権力、権威、富、名声・・・この世で手に入れることのありとあらゆるものを手にしたダビデ。
リーダーシップ、戦い、音楽・・・ありとあらゆる賜物やスキルに富んでいたダビデ。
誰もが羨むほどの幸せ、喜びを手にしていたはずのダビデ。
しかし、ダビデにとっての幸せや喜びはそんなものではなかった。
「罪の赦し」。
これこそが、ダビデに真の幸い、喜び、解放感を与えた。
ダビデはこれを単なる知識として得たのではなくて、実体験として得たのだ。
リビングバイブルの「解放感」という言葉が心に残った。
「開放」ではなくて「解放」である。
窓を「開放」するではなくて、「人質を解放する」とか「苦しみから解放される」といった、何らかの制限や束縛から解き放たれることである。
私たちを罪が束縛する。
しかし、神はその罪からの解放、自由を得させてくださるのだ。
ただただ、一方的な愛と恵みのゆえに。
僕にできることは何か?己の罪を認め、告白することである。
①罪を告白する。
②赦しを感謝し、喜ぶ。
③罪の赦しのメッセージ(福音)を語り続ける。
Prayer(祈り)
主よ。
爽やかな土曜の朝を感謝します。
今朝も共にデボーションをする友を与えてくださって感謝します。
ヒロシくんと知り合ってからは30年経ちます。
共に神学校で学び、不思議な導きで今同じ教会に仕えています。
あなたの奇しい導きに感謝します。
共に同じ学び舎で学んだ仲間たちのことを思います。
どうか、それぞれの働きと歩みを守り、祝してください。
今日も御言葉を通して語りかけてくださって、教え導いてくださって感謝します。
詩篇32の言葉。特に罪の告白によってもたらされる赦し、「解放感」に感動し、感謝しました。
今なお罪の性質が僕の中にあり、愛とは真逆のことを考え、行ってしまうものです。
主よ、あわれんでください。
主よ、ゆるしてください。
今日も赦されていることを確信し、喜び、解放感を味わう者とならせてください。
そして、この福音を伝える者とならせてください。
救い主イエスの名前で祈ります。アーメン