Scripture
“しかし、アナニヤはこう答えた。「主よ。私は多くの人々から、この人がエルサレムで、あなたの聖徒たちにどんなにひどいことをしたかを聞きました。”
使徒の働き 9章13節
“そこでアナニヤは出かけて行って、その家に入り、サウロの上に手を置いてこう言った。「兄弟サウロ。あなたの来る途中、あなたに現れた主イエスが、私を遣わされました。あなたが再び見えるようになり、聖霊に満たされるためです。」”
使徒の働き 9章17節
聖書 新改訳©2003新日本聖書刊行会
Observation
アナニヤに主からの語り掛けがあった。
それは受け入れ難い内容であった。
あの、あのクリスチャンを迫害していたサウロに会いにいき、彼のためにお祈りをすることだった。
アナニヤは動揺した。
あのサウロは、クリスチャンを迫害していたやつで、評判は頗る悪い。
そんな奴のために祈る?!
アナニヤはどう答えのか?
Application
17節
「そこでアナニヤは出かけて行って、」
アナニヤは主に語られたことに動揺し、戸惑いながらも最終的にはサウロの元へと出ていった。
神の語りかけに、彼は従った。
みことばの語りかけがあり、気づきが与えられてもなかなか従うというところまでが難しい。葛藤する。自分の感情、プライドがとことん邪魔する。聞いて終わってしまうこともしばしばだ。受け止めていても、その先、心まで届いておらず、それが行動へと繋がっていかない。みことばに従うことができない自分がいる。
でも聖書と向き合うとき、聞いて終わってしまっては話が違ってくる。
神に語られ、それに従っていく。それが信仰を練る。
語られたことに従おうと必死になるなら、絶対に葛藤がある。全く葛藤がなくて、悩まずに従いきれることはそうそうない。神様と自分の関係の中で、押し問答だってする。それでもアナニヤのように、みことばの語りかけに、従っていけるものでありたい。
Prayer
愛する天のお父さん
あなたに語られてもすぐに従えない僕を赦してください。なかなか聞き従えず、葛藤し、時には逃げます。でもあなたの語りかけにアナニヤのように、従っていけるものでありたいです。どうか、僕を変えてください。
イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン