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「神のときがくるまで」

Scripture

神の時がくるまで、 ヨセフは忍耐を試されました。
(詩篇 105:19 リビングバイブル訳)

Observation

「一方、ご自分の民を飢えから救うため、 ヨセフを奴隷としてエジプトに送られました。 」(詩篇 105:17)

と、あるように神様はやがてくる飢饉からイスラエルの民を救うためにヨセフを選ばれた。
が、すぐにヨセフがその働きに出て行くことはなかった。
まだ若い、いや幼かった。
と、いうこともあるが、聖書はそれ以外の理由を書く。
「神の時が来るまで・・・」

まだ神様のタイミングではなかったのだ。

30歳過ぎからが神様の用意されたタイミングだった。

Application

神様はヨセフを選ばれたが、すぐには彼を表舞台には出さなかった。
その間、ヨセフは・・・
兄弟に売り飛ばされる経験をし、奴隷生活を経験し、主人の妻に罠にかけられる。家族から離れた孤独な生活だった。慣れ親しんだ地から離れた生活だった。どうして神様はそこを通らせたのか?

「神の時がくるまで、 ヨセフは忍耐を試されました。 」

神様はヨセフの忍耐を試された。
いや、この期間が彼を神に従う、神の男として成長させていった。
聖書には「時」という言葉が出てくるが、2つの言葉がある。一つは、クロノス。これは僕らが一般的に使っている時間、という意味。もう一つはカイロス。これには神様の時という意味がある。全く僕らの普段の時間軸とは別物の時間、それがカイロス。神様の時間軸。

神様には僕らの思っている時間軸とは全く別の時間がある。

ヨセフ自身、また周りからすれば、早く働きに出て欲しいだろう。期待大なら尚のおことだ。しかし神様は忍耐の道を通し、神様のちょうど良い時に彼をエジプトへ送り出した。

忍耐

この言葉ほど辛いものはない。

できれば通りたくはない。

だけど、自分の願っている道以上に、神様にはご計画があり、神様の時があることを改めて教えられた。

どんな時も神様の時があることを信じて、この道を歩いていきたい。

Prayer

天のお父さん
今日という日を感謝します。今、生かされていることに感謝します。自分の願う時と、神様の時が違うことをこうしてもう一度、教えてくださってありがとうございます。まだ、僕の中で自分のタイミング、自分の時を頑なにこだわっているところがあるならば、変えてください。神様のちょうど良いタイミングを信じて歩むものとならせてください。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。

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