Scripture
愛を、最高の目標にしなさい。それと共に、聖霊が与えてくださる賜物、特に神のことばを伝える預言の賜物を求めなさい。
1コリント人への手紙14:1 リビングバイブル訳
Observation
目標とは?
新改訳2017の訳では、「愛を求めなさい」と言われている。しかし、リビングバイブル訳では「愛を目標にしなさい」それも「最高の」目標にしなさいと言われている。
求めることと目標にすることは少し違うように感じる。
求めることはどちらかというと、それを望み願うこと。
一方、目標にするということは、目指すべきところに行き着くための目印である。そこからブレることなく目的地に向かって進んでいくための目印。目指すべきものである。パウロはコリントの教会に最後、愛から決してブレるなと言われたのだ。
Application
2023年も11月の半分まで来た。あと一ヶ月半で今年も終わりを迎える。
年の初めに目標を定める人も多いだろう。
果たして僕は何を目標にし、ここまで来ただろうか?パウロは、「愛」を目標にしなさいと教える。けれど、僕はどうだろうか?いつの間にか、愛から遠くなっているように感じる。愛を目標にするどころから、タスクをこなすこと。毎週の礼拝を建てあげることでいっぱいになり、仕事のように毎週のノルマをこなすことが目標になっていないだろうか。キッズミニストリーに携わって15年以上が過ぎた。
昔、特に僕がクリスチャンになったばかりの頃に一緒に過ごした子供達は今や20歳を超え立派な大人。
彼らの成長に驚きを隠せないと同時に、あの頃の僕は右も左も分からず、キッズチャーチの働きとしてちゃんとできていただろうかと不安になることがある。それでも彼らは当時の思い出を話してくれる。しっかりとしたプログラムがあったわけでもない。ただ、一緒に過ごし、遊び、笑い、時に怒り、一喜一憂しながら一生懸命だった。プロフェッショナルから見たらそれは大したことないのかもしれない。だけど、子供たちは「愛」をちゃんと受け止めてくれていた。
イエス様は僕を愛しているから、命をかけてくれた。
罵倒されようと
裏切られようと
笑われようと
裁かれようと
邪魔されようと
鞭打たれようと
十字架にかけられようと
死が待っていようと
全ては、僕を愛しているから
神の御心がなりますようにと受け止めてくださった。命をかけてくださった。
神は、せねばならない
ではなく、愛しているからしたかったのだ。
もう一度、愛を目標にしよう
神を愛すること
イエスを愛すること
家族を愛すること
人を愛すること
子供達を愛すること
2024年の指針は決まった。「愛」これに尽きる。
Prayer
愛する天のお父さん
あなたの愛を忘れ、ノルマのようになり、タスクをこなすだけになり、自分のできていないところばかりを見て落胆していました。次第に、忙しくすることでもしかしたら何かを見て見ぬふり、忘れようとしていたのかもしれません。そこに愛はなく、せねばならないになっていたように感じます。だけど、イエス様は愛ゆえに命をかけてくれた。イエス様のミニストリーはいつも愛から始まっていた。何か特別すごいプログラムがあったわけじゃない。寄り添い、耳を傾け、手を置き、抱きしめ、愛してくださった。そんなイエス様のように「愛」を目標に生きれますように。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン