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「少年時代に見た夢」

Topic:ヨセフ、夢

 

Scripture(聖書)

兄たちはまだづきません。ヨセフはふっと少年代にを思い出し、荒々しくめました。「おまえたちはスパイにいない。わが国がききんでどんなに苦しんでいるか、調べに来たのだろう。」

(創世記42:8-9 リビングバイブル)

 

 

Observation(観察)

兄たちの手によってエジプトに売り飛ばされたヨセフが、やがてその兄たちに復讐を果たした・・・のではなくて、兄たち家族を救うこととなる。

 

食料危機の中でエジプトにまで助けを求めにきた兄たちは、目の前にいるエジプトの総理大臣がよもやヨセフとは気づかない。

 

しかし、ヨセフは一目で兄たちだと気づく。

そして、少年時代に見た夢を思い出したのだった。

 

 

Application(適用)

リビングバイブルが「少年時代に見た夢を思い出し」と訳している言葉が印象的だ。

 

新改訳2017では「かつて彼らについて見た夢を思い出して・・・」、新共同訳では「かつて兄たちについて見た夢を思い起こした」、口語訳も「かつて彼らについて見た夢を思い出して」とある。

 

「少年時代に見た夢」・・・どうしても脳裏に井上陽水が思い浮かび、彼の特徴的な声と歌い方の「少年時代」のメロディーが流れてくる(笑)。

まさか、井上陽水がヨセフのストーリーにインスパイアされてあの名曲の歌詞を書いた・・・ということはないだろうけれど。

 

ヨセフが見た少年時代の夢。

そして、幾年もの年月を重ねて思い出した、あの少年時代の夢。

 

「少年時代の夢」という言葉で、自分の少年時代が思い出されてくる。

まず思い浮かんだのは小学生の3年間を過ごしたアフリカ時代。

帰国してから入学した成蹊小学校、中学、高校。

色々な時代が思い出されてくる。

辛いこともあったが、それ以上に楽しい思い出ばかりが思い出されてくる。

弁護士、プロレスラー、力士、歌手・・・それぞれの時代に抱いた夢があった。

 

そして、クリスチャンになって与えられた夢は牧師になること、クリスチャンホームを築くことだった。

10代の少年に与えられたこれらの夢はその通り実現している。ハレルヤ。

 

NHYも夢から始まった。

18年のNHYの歩みの中で夢の実現を経験してきた。

主は本当に忠実なお方だ。ハレルヤ。

 

私たちは日々の忙しさ、やるべき仕事、タスクに追われて、どうしても夢を忘れてしまったり、見失ってしまうことがある。

しかし、ヨセフが少年時代の夢を思い出したように、かつて見た夢を時々思い出すことが大事なのだ。

 

昨年、天に凱旋した小坂忠先生は亡くなる最後の最後まで「日本のリバイバル」を夢見た。

昨年、アーサー先生の声かけで数名の牧師たちと1月に開催した「ビジョンを語る会」を今年も1月末に行う。

昨年の「ビジョンを語る会」がきっかけとなってビーチミニストリー「Wave of Grace」も誕生した。

 

NHYに与えられている夢はミッションステートメントに込められ、表されている。

 

私たちは、未信者が信者となり、信者が弟子となり、弟子が成熟されたリとなり、さらに世界に出て人々をキリストへくことができるように、キリストの福音をのべつたえることを目的としています

 

常にこのミッションステートメントに立ち返ることが大切なのだ。

夢を見よう。夢を見失わないようにしよう。夢を思い出そう。

 

 

Prayer(祈り)

主よ。

冬らしい寒い朝を迎えています。

この寒さの中で体調を崩している方々も大勢います。

あなたの癒し、支え、守りがありますように。

今朝もみことばを通して語りかけてくださって感謝します。

今朝のメンターはヨセフでした。

ヨセフは自分を売り飛ばした兄たちを前にして夢を思い出しました。

自分を見捨てた兄、けれども神はヨセフを見捨てなかった。

ヨセフの夢も見捨てなかった。

そして、兄たちへ積年の復讐ではなくて、劇的な方法で助けることへと導かれていく。

NHYも夢によってここまで導かれてきました。

これからも主が与えてくださった夢によって導かれていきます。

夢を壊そうと忍び寄る者の手を退けてください。

夢を何度も思い出し、夢をあきらめないで、夢を見続けて、前進させてください。

救い主イエス様の名前でお祈りします。アーメン

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